Windows 10バージョン21H2不具合まとめ

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この記事ではWindows 10バージョン21H2で確認されている不具合とその回避策についてまとめています。

(2022/8/9更新)XPSドキュメントが開けなくなる不具合
(2022/8/4更新)IME入力インジケーター/言語バーが通知領域に表示されない不具合
(2022/6/10更新)HPドライバーでタスクバー、エクスプローラーがフリーズする不具合
(2022/5/12更新)一部アプリが予期せず終了する不具合
(2022/5/10更新)一部アプリでウィンドウの外に画像がレンダリングされる不具合

情報ソース

ユーザー報告されている不具合

▼2022年7月の累積更新プログラム「KB5015807」関連の不具合まとめ

▼2022年6月の累積更新プログラム「KB5014699」関連の不具合まとめ

▼2022年5月の累積更新プログラム「KB5013942」関連の不具合まとめ

>>過去のWindows 10累積更新プログラムはこちら<<

HPドライバーでタスクバー、エクスプローラーがフリーズする不具合

以下のHPドライバーをインストールするとタスクバーやエクスプローラーが応答しなくなったり、フリーズする可能性があります。

・HP Development Company LP-SoftwareComponent-8.10.4.28156

・HP Development Company LP-拡張機能-8.10.5.34686

回避策

「検索ハイライト」機能を無効に設定すると不具合が解消される場合があります。

▼「検索ハイライト」機能が有効になっている検索ボックス
検索ハイライト

①タスクバーを右クリックし、タスクバーのメニューを開きます。

②「検索」>「検索ハイライトを表示する」のチェックを外すと完了です。

一部のAMD製CPUで性能が低下する不具合

一部のAMD製CPUを使用した環境で、時々映像が乱れる、ゲームの動作がカクつく、音声が割れるなどのPC性能が低下する不具合が確認されています。

この不具合はfTPM(Firmware TPM)が有効になっていることが原因のようです。

回避策

AMDは2022年5月初旬にこの不具合を修正予定です。

fTPMを無効に設定するとこの不具合は解消されます。BIOSから設定変更が可能です。

※Windows上でBitLockerや暗号化機能を使用している場合は全て解除、無効化する必要があります。

既知の不具合

不具合

XPSドキュメントが開けなくなる不具合

KB5014666以降の更新プログラムをインストールすると、XPSビューアーでXPSドキュメント(日本語、中国語を含む)を開けなくなる可能性があります。

XPSファイルとOXPSファイルで不具合が確認されており、「このページを表示できません」というエラーが表示されるとのこと。

エラーが発生した場合、XPSビューアーを閉じていないと最大2.5GBのメモリ使用量に達する可能性があります。

回避策

Microsoftはこの不具合を次のアップデートで修正予定です。

この更新プログラムをアンインストールすると解消する場合があります。

※この更新プログラムをアンインストールすると脆弱性・不具合の修正パッチが全て未適用の状態になります。

▼更新プログラムによって修正される脆弱性・不具合についてはこちらを参照して下さい。

▼アンインストール方法はこちらの記事を参照して下さい。

IME入力インジケーター/言語バーが通知領域に表示されない不具合

2022年6月28日にリリースされたKB5014666以降の更新プログラムをインストールすると、IME言語バーと入力インジケーターがタスクバーの右端の通知欄に表示されなくなる場合があります。

回避策

この不具合は既知の問題のロールバック (KIR)を使用して解決されています。

再起動すると回避策が早く反映される場合があります。

【企業で管理されているPCの場合】
特別なグループポリシーをインストールして構成することにより、この問題を解決できます。

※構成前に必ずIT管理者に相談しましょう!

USBプリンター(ローカルプリンター)が正常に動作しない不具合

PowerShell Desired State Configuration リソースが正常に適用されない不具合

2022年6月14日以降にリリースされた更新プログラムKB5014699のインストール後、暗号化された「PSCredential」プロパティを使用した PowerShell Desired State Configuration (DSC) は、ターゲットノードの資格情報の暗号化解除時に失敗する可能性があります。

次のようなパスワード関連のエラー メッセージが表示されます

“Desired State Configuration リソース <リソース名> に指定されたパスワードは無効です。 パスワードを null または空にすることはできません。”

暗号化されていない PSCredential プロパティを使用する環境ではこの問題は発生しません。

回避策

この問題はKB5015807で解決されました。

Wi-Fiホットスポット機能を使用しているときにインターネットに接続できない

スマートカード認証使用時に接続の認証に失敗する不具合

この更新プログラムをインストール後、リモート デスクトップを使用して信頼されていないドメイン内のデバイスに接続すると、スマートカード認証を使用するときに接続の認証に失敗することがあります。

「 [デバイス名] への接続に使用された資格情報が機能しません。 新しい資格情報を入力してください。」や、赤色の「ログイン試行に失敗しました」というメッセージが表示されます。

回避策

この不具合は 既知の問題のロールバック (KIR)を行うと解消されます。

Microsoft Edgeの不具合

カスタムオフラインメディアや、WindowsカスタムISOイメージから作成されたWindowsインストールを使用しているデバイスは、この更新プログラムによってレガシーMicrosoft Edgeが削除されている可能性があります。この不具合は、2021年3月29日以降にリリースされたサービススタック更新プログラム(SSU)を最初にインストールせずに、カスタム オフライン メディアまたは ISO イメージが作成された場合にのみ発生します。新しい Microsoft Edgeに自動的に置き換えはされません。

この不具合の回避策

2021年3月29日以降にリリースされたサービススタック更新プログラム(SSU)をカスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージに適用する必要があります。

①下記のコマンドでmsuファイルからcabファイルを抽出します。

KB5000842以外を使用する場合は、コマンドの該当箇所に別の累積更新プログラムを置き換えてから実行してください。

  

expand Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <保存先のパス>

② 下記のコマンドで①で抽出したcabファイルからSSUを抽出します。

expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <保存先のパス>

③SSUのcabファイル『SSU-19041.903-x64.cab』が保存先のパスに作成されます。このファイルをイメージスリップストリームした後、累積更新プログラムを適用して下さい。

「PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING」が表示され、新しい更新プログラムをインストールできない不具合

「PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING」というエラーメッセージが表示され、2021年7月7日(KB5004945)以降の更新プログラムがインストールできない場合があります。

この不具合の回避策

この不具合の対処方法として、Microsoftはインプレースアップグレードによる解決を推奨しています。Microsoftによると、待っていれば『Windows Update Medic Service』(WaaSMedicSVC)サービスがバックグラウンドで動作して、自動的にインプレースアップグレードが行われるとのことです。

▼この不具合をすぐに解決したい場合は以下の手順を参考にして下さい。

①「スタートメニュー」>「Windows システム ツール」>「コマンド プロンプト」を「管理者として実行」で開きます。

②以下のコマンドを入力すると、最大で48時間以内にインプレースアップグレードが行われます。このコマンドを入力すると、インプレースアップグレードと同時に最新のセキュリティ更新プログラムも適用されます。

Reg.exe Add HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion /v AllowInplaceUpgrade /t REG_DWORD /f /d 1

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