[修正]6月の累積更新プログラムでモバイルホットスポット機能を使用できない
6月の累積更新プログラムをインストールすると、Windowsデバイスで「Wi-Fiホットスポット機能」のホストPCがインターネットに接続できなくなる可能性があります。
この不具合はMicrosoftに既知の不具合として確認されています。
(2022/6/24更新}一部OSで不具合を修正する更新プログラムがリリースされました。
情報ソース
対象OS
クライアント
- Windows 11
- Windows 10 21H2/21H1
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
- Windows 8.1
- Windows 7 SP1
サーバー
- Windows Server 2022
- Windows Server 20H2
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2008 R2 SP1
- Windows Server 2008 SP2
不具合が発生している累積更新プログラム
不具合の詳細
この更新プログラムをインストールした後、WindowsデバイスでWi-Fiスポット機能を使用できない可能性があります。
ホットスポット機能を使用しようとすると、クライアントデバイス接続後、ホストデバイスがインターネットへの接続を失う可能性があります。
ホストに接続するデバイスはこの影響を受けず、インターネットに接続できるとのこと。
回避策
回避策1
7月の累積更新プログラムでこの不具合が修正されています。
回避策2
Wi-Fiスポット機能を無効に設定すると、この不具合が一時的に解消されます。
Windows 11
検索バーで「モバイルホットスポット」と検索し、開きます。
モバイルホットスポットの欄を「オフ」に設定して完了です。
Windows 10、8.1、7 SP1
検索バーで「モバイルホットスポット」と検索して開き、モバイルホットスポットの欄を「オフ」に設定して完了です。
回避策3
この更新プログラムをアンインストールすると不具合が解消されることがあります。
※この更新プログラムをアンインストールすると脆弱性や不具合の修正パッチが未適用の状態になります。
▼この更新プログラムで修正される脆弱性・不具合の詳細はこちらを参照して下さい。
▼アンインストールの方法はこちらを参照して下さい。
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