Windows 11 バージョン21H2の不具合まとめ

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Windows 11 バージョン21H2の不具合まとめ

この記事ではWindows 11バージョン21H2で確認されている不具合とその回避策についてまとめています。

(2021/10/14更新)一部環境でプリンタドライバのインストールに失敗する不具合

(2021/10/14更新)カスタム印刷プロパティがプリントサーバークライアントに適用されない不具合

(2021/10/14更新)IPPを介したプリンタドライバのインストールに失敗する不具合

(2021/10/13更新)Intel Killerなどがインストールされた環境でWebサイトなどの接続が遅くなる不具合が修正

(2021/10/12更新)USBケーブル接続でBrother社プリンター、アプリケーションの接続に失敗する不具合

(2021/10/11更新)レジストリキーにASCII以外の文字を使用するアプリが開けない不具合

(2021/10/11更新)スタートメニューが機能しない不具合

(2021/10/7更新)Windows 11に対応しているPCで「このPCはWindows 11を実行できません」と表示される不具合

情報ソース

ユーザー報告されている不具合

累積更新プログラム「KB5006674」不具合情報

▼この不具合については以下の記事を参照して下さい。

USBケーブル接続でBrother社プリンター、アプリケーションの接続に失敗する不具合

USBケーブルでPCとBrother社プリンターを接続すると、「プリンターが検出されない」、「Brother社プリンターの設定が開けない」、「USB経由で複数のBrotherプリンターと接続できない」などの不具合が確認されています。

また、Brother社のアプリケーションの通信に失敗する不具合も確認されているとのことです。

▼対象プリンター

DCP-B7500D, DCP-B7535DW, DCP-J1050DW, DCP-J1100DW, DCP-J1140DW, DCP-J1200W(XL), DCP-J572DW, DCP-L2531DW, DCP-L2535D , DCP-L2535DW, DCP-L2550DW, DCP-L3510CDW, DCP-L3551CDW, DCP-L5500D, DCP-L5600DN, DCP-T220, DCP-T310, DCP-T420W, DCP-T510W, DCP-T520W, DCP-T710W, DCP-T720DW, DCP-T820DW, DCP-T825DW, HL-B2000D, HL-B2080DW, HL-L2310D, HL-L2335D, HL-L2350DW, HL-L2351DW, HL-L2370DN, HL-L2375DW, HL-L2376DW, HL-L2385DW, HL-L2386DW, HL-L2395DW, HL-L3210CW, HL-L3230CDN, HL-L3230CDW, HL-L3270CDW, HL-T4000DW, MFC-B7715DW, MFC-J1010DW, MFC-J1300DW, MFC-J2330DW, MFC-J2730DW, MFC-J3530DW, MFC-J3930DW, MFC-J4340DW(XL), MFC-J4440DW, MFC-J4540DW(XL), MFC-J491DW, MFC-J5330DW, MFC-J5730DW, MFC-J5845DW, MFC-J5930DW, MFC-J5945DW, MFC-J6530DW, MFC-J6545DW, MFC-J6730DW, MFC-J690DW, MFC-J6930DW, MFC-J6935DW, MFC-J6945DW, MFC-J890DW, MFC-L2710DW, MFC-L2713DW, MFC-L2715DW, MFC-L2716DW, MFC-L2730DW, MFC-L2750DW, MFC-L2751DW, MFC-L2770DW, MFC-L2771DW, MFC-L3710CW, MFC-L3735CDN, MFC-L3745CDW, MFC-L3750CDW, MFC-L3770CDW, MFC-L5700DN, MFC-L5755DW, MFC-L5900DW, MFC-L6700DW, MFC-L6900DW, MFC-L8690CDW, MFC-L8900CDW, MFC-L9570CDW, MFC-T4500DW, MFC-T810W, MFC-T910DW, MFC-T920DW, MFC-T925DW

▼対象アプリケーションとその設定

  • 無線LANネットワークのセットアップウィザード
  • 更新ソフトウェア
  • プリンター設定ツール
  • 用紙サイズ設定
  • 分散印刷設定
  • 特別ID設定ツール
  • P-touch Editor 5.4
  • Transfer Manager
  • Transfer Express
  • テンプレート設定

回避策

・この不具合の根本的な回避策をBrotherは調査中です。

・一時的な軽減策:USBケーブル以外の方法(有線や無線接続)で接続すると一時的に不具合が解消されます。

スタートメニューが機能しない不具合

Windows 11インストールアシスタントを使用してアップグレードすると、スタートメニューが機能しない不具合が確認されています。この不具合が発生している際にはタスクバーの表示がWindows 10のタスクバーの表示となっているとのことです。

回避策

・この不具合の根本的な回避策はまだ見つかっていません。

・一時的な軽減策:PCに新しいユーザーアカウント(管理者)を追加後、そのアカウントでログインすると一時的に不具合が解消されます。

新しいユーザーアカウントでログインすると各種設定が初期化されるので注意が必要です。

①「Win+R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、「netplwiz」を貼りつけて実行します。

②ユーザーアカウントのプロパティが開きます。「追加」をクリックします。

③「このユーザーのサインイン方法」が開きます。ここで新規アカウントに使用するメールアドレスを入力します。Microsoftのメールアドレスを所持している場合は、表示されているフォームにそのまま入力し、新規アカウントを作成します。

Microsoft以外のメールアドレス(ローカルアカウント)を所持している場合は、下部にある「Microsoftアカウントを使わずにサインインする」をクリックし、「ローカルアカウント」を選択し、「ユーザー名」、「パスワード」、「パスワードのヒント」を入力し、新規アカウントを作成します。

④アカウントが作成できたことが確認できたら、アカウントを選択し、「プロパティ」を開きます。「グループメンバーシップ」タブでアカウントを「管理者」に指定し、「OK」をクリックします。

⑤「Ctrl+Alt+Del」で「ユーザーの切り替え」をクリックして、作成したアカウントでログインするとスタートメニューが使用可能になります。

Ryzen2000などAMD社CPU搭載PCで特定のアプリのパフォーマンスが低下する不具合

▼以下の記事を参照して下さい。

Windows 11に対応しているPCで「このPCはWindows 11を実行できません」と表示される不具合

Windows 11に対応しているPCにおいてWindows Updateに「このPCはWindows 11を実行できません」と表示され、Windows 11へアップグレードできない不具合が確認されています。

回避策

Windows 11のISOファイルを使ってインストールすることでWindows 11にアップグレードが可能です。

▼ISOファイルを使ってアップグレードする方法はこちらの記事を参照して下さい。

▼Windows 11のISOファイルは以下のリンクからダウンロード可能です。

現在Microsoftはこの不具合を修正中です。

既知の不具合

不具合

一部環境でプリンタドライバのインストールに失敗する不具合

初めてネットワークプリンタに接続しようとするクライアントにおいて、HTTP接続を使用してプリントサーバー経由でプリンタドライバをインストールするとダウンロードに失敗する不具合が確認されています。

回避策

・管理者権限を持つIT部門の管理者は、適切なパッケージの場所からパッケージ化されたドライバーをコピーするなど、プリントサーバー経由以外の方法でクライアントにプリンタドライバをインストールして下さい。

・現在Microsoftはこの不具合を修正中です。

カスタム印刷プロパティがプリントサーバークライアントに適用されない不具合

プリントサーバーを使用してネットワークプリントをしている環境で、カスタム印刷プロパティがクライアントに適用されず、デフォルト設定のまま印刷される不具合が確認されています。

回避策

・管理者権限を持つIT部門の管理者は、手動でクライアントのカスタム印刷設定を行うか、適切なパッケージの場所からパッケージ化されたドライバーをコピーするなど、他の方法でクライアントにプリンタドライバをインストールして下さい。

・現在Microsoftはこの不具合を修正中です。

IPPを介したプリンタドライバのインストールに失敗する不具合

インターネット印刷プロトコル(IPP)を経由したプリンタドライバのインストールに失敗する不具合が確認されています。

回避策

現在Microsoftはこの不具合を修正中です。

インストールアシスタントでWindows 11のアップグレードが失敗する不具合(0x8007007f)

インストールアシスタントを使ってWindows 11のアップグレードを行うと、エラーコード「0x8007007f」が表示され、アップグレードに失敗する不具合が確認されています。

回避策

Windows 11のISOファイルを使ってインストールすることでWindows 11にアップグレードが可能です。

▼ISOファイルを使ってアップグレードする方法はこちらの記事を参照して下さい。

▼Windows 11のISOファイルは以下のリンクからダウンロード可能です。

Windows 11のインストールに失敗する不具合(Ox8COF0830–ox2W03)

「ox8COF0830– ox2W03インストールがSAFE_OSフェーズで失敗し、INSTALL_UPDATES操作中にエラーが発生しました」というエラーメッセージが表示され、Windows 11のインストールに失敗する不具合が確認されています。

回避策

この不具合の回避策はMicrosoftが調査中です。

Oracle VirtualBox(仮想マシン)が起動できない不具合

Windows11とOracle VirtualBoxの間で互換性エラーが発生しており、Oracle VirtualBoxが開けない不具合が発生しています。

現在Oracle VirtualBoxを使用しているPCにはWindows11がインストールされないよう、セーフガードが適用されています。

回避策

Oracleによると、2021年10月のVirtualBoxのアップデートでWindows 11に対応するとのことです。Microsoftはこの問題が解決されるまでWindows11をインストールしないようアナウンスしています。

現時点でこのセーフガードを解除するには、Hyper-VまたはWindows Hypervisorを削除する必要があります。

Intel Killerなどがインストールされた環境でWebサイトなどの接続が遅くなる不具合(2021/10/13更新)

一部の環境でWindows 11と「Intel Killer」および「SmartByte」のネットワークソフトウェアの間で互換性エラーが発生しており、一部のWebサイトの読み込みが他のWebサイトよりも遅くなったり、ビデオのストリーミングやVPNの接続が遅くなる不具合が確認されています。

回避策

KB5006674によってこの不具合は修正されています。

レジストリキーにASCII以外の文字を使用するアプリが開けない不具合(2021/10/11更新)

Windows 11とベトナムのCốcCốcブラウザとの間で互換性エラーが発生しています。ブラウザが開けなくなる不具合以外にも問題が発生する可能性があります。

レジストリキーにASCII文字以外の文字を使用するアプリとWindows 11の間で互換性エラーが発生しており、レジストリキーにASCII以外の文字を使用するアプリ(CốcCốcブラウザ、Aplicação Autenticação.govなど)が開けない、ブルースクリーンエラーが発生する不具合などの問題が発生する可能性があります。

現在対象のアプリを使用しているPCにはWindows11がインストールされないよう、セーフガードが適用されています。

回避策

この不具合の回避策はMicrosoftが調査中です。

Microsoftはこの問題が解決されるまでWindows 11をインストールしないようにアナウンスしています。

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