Windows 11 バージョン21H2の不具合まとめ

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Windows 11 バージョン21H2の不具合まとめ

この記事ではWindows 11バージョン21H2で確認されている不具合とその回避策についてまとめています。

(2022/10/21更新)10月の累積更新プログラムKB5018410,KB5018418でリモートデスクトップのシングルサインオンに失敗する
(2022/10/18更新)10月累積更新プログラムの修正パッチによりAD参加に失敗する
(2022/9/27更新)GPOファイルのコピーが正しく機能しない不具合

情報ソース

ユーザー報告されている不具合

▼2022年11月の累積更新プログラム「KB5019961」関連の不具合まとめ

▼2022年10月の累積更新プログラム「KB5018418」関連の不具合まとめ

▼2022年9月の累積更新プログラム「KB5017328」関連の不具合まとめ

▼2022年8月の累積更新プログラム「KB5016629」関連の不具合まとめ

▼2022年7月の累積更新プログラム「KB5015814」関連の不具合まとめ

過去のWindows 11累積更新プログラム

>>過去のWindows 11累積更新プログラムはこちら<<

Outlookで最近のメールが検索結果に表示されない不具合

Outlookでメール検索を行うと、新しいメールが検索結果に表示されない場合があります。

Microsoft 365、オンラインのExchangeアカウントはこの不具合の影響を受けません。

回避策

KB5015882以降の更新プログラムで修正されました。

【回避策2:Web版アプリを使う】

Web版のOutlookを使用することで一時的にこの不具合を回避可能です。

【回避策3:レジストリで変更を加える】

※レジストリの変更を行う際は必ずIT管理者に相談をして下さい。

1.レジストリを開きます。

2.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows」まで移動します。

3.「Windows」フォルダに新規で「Windows Search」フォルダを作成します。

4.「Windows Search」フォルダに新規で「DWORD (32 ビット) 値」を作成し、「PreventIndexingOutlook」と名前を付けます。

5.「PreventIndexingOutlook」を右クリックで修正します。

6.「値のデータ」に「1」と入力して「OK」をクリックして終了します。

7.Outlookを再起動します。

更新プログラムプレビューKB5014668のインストールに失敗する不具合

7月の累積更新プログラムプレビューKB5014668のインストールに失敗する不具合が確認されています。

ユーザーによると、25%のインストールで停止した後、エラー0x80000ffffが表示されたとのことです。

【回避策1】サービスでWindowsUpdateとバックグラウンドインテリジェント転送サービスが実行されているか確認する

1.「Win+R」で「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2.「services.msc」を入力後、OKをクリックします。

3.「サービス」が開きます。

4.「WindowsUpdate」と「Background Intelligent Transfer services」が利用可能、かつ実行中か確認します。

5.【停止中の場合】右クリックで「開始」をクリックします。
サービス1

【実行中の場合】右クリックで「再起動」させます。
サービス2

6.コマンドプロンプトを管理者で開き、以下のコマンドを実行します。

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

7.「操作は正常に完了しました」というメッセージが表示されたら以下のコマンドを実行します。

sfc /scannow

8.「検証が100%完了しました」というメッセージが表示されたら、「exit」と入力します。

9.コンピューターを再起動します。

【回避策2】インプレースアップデートをする

1.以下リンクから「Windows 11(マルチエディションISO)」をダウンロードします。

2.ISOファイルをマウントし、「Setup.exe」を開きます。

3.「Windows 11のインストール」ダイアログで、「次へ」をクリックします。

4.「ライセンス 条項」ダイアログで「同意する」をクリックします。

5.「インストールの準備ができました」と表示されたら、「個人用ファイルとアプリを保持する」にチェックが入っていることを確認して「インストール」をクリックします。

6.PCが自動的に再起動します。

エラーコード0xc1900101-0x4001cで更新プログラムのインストールに失敗する不具合

Windows 11 Insiderプレビューや更新プログラムのインストールがエラーコード「0xc1900101-0x4001c」で失敗し、自動的にロールバックする不具合が確認されています。

回避策1

ディスク容量の不足が原因の可能性があります。

最新のビルドまたはプレビュービルドをインストールする前に、ドライブに十分な空きストレージがあることを確認してください。

回避策2

【Windows 11 Insiderプレビューのみ】

①エクスプローラーを開き、システムドライブ(C:など)に移動します。

②「C:\Windows\System32」へ移動します。

③「SecretFilterAP.dll」ファイルを削除します。

④再起動後、Windows Updateを確認します。

ファイルエクスプローラーのパフォーマンスが低下する不具合

一部の環境でWindows 11にアップグレードすると、ファイルエクスプローラーのフォルダーの切り替えや、フォルダーの参照、ファイルの選択に時間がかかる不具合が確認されています。

回避策

KB5008353を適用すると不具合が解消されます。

Windows 11に対応しているPCで「このPCはWindows 11を実行できません」と表示される不具合

Windows 11に対応しているPCにおいてWindows Updateに「このPCはWindows 11を実行できません」と表示され、Windows 11へアップグレードできない不具合が確認されています。

回避策

Windows 11のISOファイルを使ってインストールすることでWindows 11にアップグレードが可能です。

▼ISOファイルを使ってアップグレードする方法はこちらの記事を参照して下さい。

▼Windows 11のISOファイルは以下のリンクからダウンロード可能です。

既知の不具合

不具合

GPOファイルのコピーが正しく機能しない不具合

KB5012170のインストールに失敗し、0x800f0922エラーが表示される不具合

KB5012170のインストールに失敗し、0x800f0922エラーが表示される場合があります。

回避策

この問題は、KB5012170をインストールする前にUEFI BIOSを最新バージョンに更新することで、一部のデバイスで軽減できます。

Intel Smart Sound TechnologyドライバーとWindows 11の互換性の問題

Intel と Microsoft は、Intel 11th Gen Core プロセッサおよびWindows 11上の Intel Smart Sound Technology (Intel SST) 用の特定のバージョンのドライバーに関する非互換性の問題を発見しました。 影響を受けるIntel SSTドライバーが搭載された Windows 11デバイスでは、ブルースクリーンエラーが発生する場合があります。

この問題の影響を受けるのは、Intel 11th Gen Coreプロセッサと Intel SST ドライバーバージョンが 10.29.0.5152または10.30.0.5152 の両方のデバイスのみです。

影響を受けるドライバーには、デバイス マネージャーの System Devices の下に Intel® Smart Sound Technology (Intel® SST) オーディオ コントローラーという名前が付けられ、ファイル名IntcAudioBus.sysとファイル バージョンが 10.29.0.5152 または 10.30.0.5152 になります。

回避策

影響を受ける Intel SST ドライバーを搭載したデバイスにはアップグレードできないよう、現在セーフガードがかけられています。

Microsoftはこの問題が解決され、セーフガードが解除されるまでは [今すぐアップデート] ボタンまたはメディア作成ツールを使用して手動でアップグレードしないことを推奨しています。

音声入力が開かない可能性がある不具合

「Windowsキー」+「H」のキーボード ショートカットを使用して音声入力を開こうとすると、”問題が発生しました” というエラーが表示される場合があります。

回避策

この不具合はサーバー側の変更で既に解決されています。

Windowsで新しいMicrosoftアカウントユーザーを追加した後にサインインできなくなる不具合

KB5016691のインストール後、新しいMicrosoftアカウントユーザーを追加すると、最初の再起動またはサインアウト後、しばらくサインインできなくなることがあります。

Microsoftアカウントを追加した後のデバイスにのみ影響します。Active DirectoryドメインユーザーアカウントまたはAzure Active Directoryアカウントには影響しません。

回避策

この不具合はしばらくすると解消されます。ロック画面が再び表示されるまで待つとログインできるようになります。

既知の問題のロールバック(KIR)によって修正されました。

PCを再起動すると回避策が早く適用される場合があります。

・【企業で管理されているPCの場合】

特別なグループポリシーをインストールして構成することで解決できます。

▼展開・構成方法については以下を参照。

一部のデバイスがBitLocker回復で起動する不具合

2022 年8月9日にリリースされたセキュアブートDBXのセキュリティ更新プログラム(KB5012170)をインストールしようとした後、1回目または2 回目の再起動でBitLocker回復に入ることがあります。

回避策(既に不具合が発生した場合)

デバイスがBitLocker 回復キーを求めている場合、Windows を起動するためにそれを提供する必要があります。

詳しくはWindowsでBitLocker 回復キーを検索するを参照してください。

回避策

■KB5012170をまだインストールしておらず、デバイスでBitLockerが有効になっている場合は、BitLockerを一時的に中断してからインストールしてください。

■KB5012170をインストール後、まだデバイスを再起動していない場合、またはデバイスを1回再起動した場合は、以下の手順に従って BitLocker を一時的に中断します。

KB5012170インストール後にデバイスを2回以上再起動した場合、デバイスはこの不具合の影響を受けません。

■BitLockerを一時的に中断する方法

1.コマンドプロンプトを管理者で実行し、以下のコマンドを実行してBitLockerを無効にします。

Manage-bde -protectors -disable %systemdrive% -rebootcount 2

2.まだインストールされていない場合は更新プログラムKB5012170をインストールします。

3.デバイスを2回再起動します。(BitLockerは2回の再起動後に自動的に有効になります。)

4.コマンドプロンプトを管理者で実行し、以下のコマンドを実行してBitLockerが有効になっていることを確認します。

Manage-bde -protectors -Enable %systemdrive%

自動的に ローマ字/かな入力モードを変更できない不具合

Microsoft日本語入力方式エディター(IME)を使用している場合、アプリケーションで自動的に ローマ字/かな入力モードを変更できない場合があります。

回避策

手動でモードを変更するか、「IMEを既定の設定に戻す」と不具合が解消する場合があります。

【IMEを既定の設定に戻す方法】
1.「日本語IME設定」を検索します。

2.「全般」をクリックします。

3.「既定の設定」にある「IMEを既定の設定に戻す」の「復元」をクリックします。

KB5012170のインストールに失敗、0x800f0922 エラーが表示される不具合

セキュアブートDBXのセキュリティ更新プログラム (KB5012170) のインストール時、インストールに失敗し、「エラー0x800f0922」が表示される場合があります。

この不具合はKB5012170のみに影響します。累積的なセキュリティ更新プログラム、マンスリー ロールアップ、またはセキュリティのみの更新プログラムには影響しません。

回避策

Microsoftはこの不具合を修正する更新プログラムを将来的にリリース予定です。

一部デバイスではUEFI、またはBIOSを最新バージョンに更新してからインストールすることで解消可能です。

XPSドキュメントが開けなくなる不具合

KB5014666以降の更新プログラムをインストールすると、XPSビューアーでXPSドキュメント(日本語、中国語を含む)を開けなくなる可能性があります。

XPSファイルとOXPSファイルで不具合が確認されており、「このページを表示できません」というエラーが表示されるとのこと。

エラーが発生した場合、XPSビューアーを閉じていないと最大2.5GBのメモリ使用量に達する可能性があります。

回避策

Microsoftはこの不具合を次のアップデートで修正予定です。

この更新プログラムをアンインストールすると解消する場合があります。

※この更新プログラムをアンインストールすると脆弱性・不具合の修正パッチが全て未適用の状態になります。

▼更新プログラムによって修正される脆弱性・不具合についてはこちらを参照して下さい。

▼アンインストール方法はこちらの記事を参照して下さい。

アプリがクラッシュ、スタートメニューが正常に動作しない不具合

一部環境でこの更新プログラムをインストールすると、アプリがクラッシュしたり、スタートメニューが途中から開けなくなる、表示されなくなる場合があります。

回避策

既知の問題のロールバック(KIR)によって修正されました。

PCを再起動すると回避策が早く適用される場合があります。

・【企業で管理されているPCの場合】

特別なグループポリシーをインストールして構成することで解決できます。

▼展開・構成方法については以下を参照。

一部の.NET Framework 3.5アプリで問題が発生する不具合

Intel Smart Sound TechnologyドライバーとWindows 11の互換性の問題

IntelとMicrosoft は、Intel Smart Sound Technology (Intel SST) と Windows 11 の特定のバージョンのドライバーに非互換性の問題があることを確認しています。

該当するデバイスで、ブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります。

現在、影響を受けるIntel SSTドライバーが搭載されたデバイスにはセーフガードが適用され、Windows 11が提供されません。

回避策

インテル®SmartSoundTechnologyドライバーをバージョン10.30.00.5714以降または10.29.00.5714以降に更新することで解決されます。

セーフガードを緩和するには、デバイスの製造元 (OEM) に問い合わせて、更新されたドライバーが利用可能かどうかを確認し、インストールする必要があります。

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