Windows 11 Proのセットアップ時にMicrosoftアカウントとインターネット接続が必須に
![[Windows 11 Pro]22H2からセットアップ時にMicrosoftアカウントとインターネット必須に](https://a-zs.net/wordpress/wp-content/uploads/3022/06/win1122h2_setup_maccount-eye2.jpg)
今年10月ごろにリリースされる最新のWindows 11 22H2(Windows 11 22H2 Build 22621)以降から、Windows 11 Homeに続き、Proのセットアップ時にもMicrosoftアカウントとインターネット接続が必須となりました。
これまではWindows 11 Proであればローカルアカウント作成を選択することでMicrosoftアカウントの入力をスキップすることができましたが、Windows 11 22H2以降のキッティングでは今までの方法に少し工夫が必要になりそうです。
情報元
以前からWindows 11 ProでMicrosoftアカウントとインターネット接続が必須条件になる可能性があった
以前から今後のアップデートでセットアップ時にMicrosoftアカウントとインターネット接続が必須条件になる可能性が示唆されていました。
バージョン22H2のリリース時期
Windows 11 22H2は2022年10月ごろリリース予定です。
【参考】Windows 11 Insider 22H2のプレビュー配布中
Windows Insiderでは22H2のプレビューリリースが配布されています。
本リリース前にこちらで検証が可能です。
※利用にはWindows Insider Programの登録が必要です。
キッティングでMicrosoftアカウント入力を回避する方法はある？
ネットワーク接続フローを終了させる方法
セットアップをネットワーク接続の箇所まで進め、以下の方法でネットワーク接続を切り、ローカルアカウント作成に飛ぶ方法です。（※Windows 11 Homeのみ）
1.「ネットワークに接続しましょう」という画面が現れるまでセットアップを進めます。
2.「Shift＋F10」キーでコマンドプロンプトを呼び出します。
3.「taskmgr」と入力します。
4.タスクマネージャーが開きます。左下の「詳細」をクリックします。
5.「プロセス」タブで「ネットワーク接続フロー」のタスクを終了します。
6.「このデバイスを使うのは誰ですか？」の画面に飛びます。
7.そのままローカルアカウントを作成します。
Windows 11 Enterpriseを導入する
Windows 11 Enterpriseは引き続きローカルアカウントを作成可能です。
▼Windows 11 Enterprise ISOファイルはこちらからダウンロードできます。
【参考】Rufusを使用する
USBインストールメディアを作成できるフリーソフトウェア「Rufus」では、今後リリースするRufus3.19ベータ版にて「Windows11セットアップ時のMicrosoftアカウント入力をスキップできる機能」を追加するとのことです。
▼Rufus公式サイト
Microsoftアカウントを使い回しする
スキップはできませんが、Microsoftアカウントを使用した初回セットアップ完了後、ローカルアカウントに移行すれば、別のPCのセットアップに使い回すことが可能です。
PCのキッティングの際もセットアップ後にローカルアカウントに移行すれば、MicrosoftアカウントはPCごとに用意する必要はありません。
使用した文書やWebページなどを複数のデバイス間で同期するなど、ユーザーのMicrosoftアカウントを使って情報を共有している機能はローカルアカウントでは利用できません。
▼ローカルアカウントを新しく作成する方法はこちら
実際にWindows 11をクローニングしてみた
▼詳しくはこちら
Windows 11のキッティング情報まとめ
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