「Google Chrome」そっくりの偽ブラウザ「eFast Browser」に気付かないうちに変わっているかも!?
Google Chromeを使っているユーザーの皆さんは注意してください!なんとGoogle Chromeが知らないうちに違うブラウザになっている可能性があるようです!
いったいそれはどんなブラウザなのか詳しく解説していきます。
(2023/8/8更新)確認用アドレスを更新しました。
Google Chromeそっくりなブラウザ!?
「eFast Browser」というブラウザをご存知ですか?
eFast BrowserはGoogle Chromeとアイコンもそっくりで、使い勝手や機能等もほぼ変わりません。なぜならeFast BrowserはGoogle Chromeがベースにしているオープンソフトウェア「Chromium」をベースにしているからです。
このそっくりなブラウザとGoogle Chromeがすり替わっている可能性があります。
どんな問題があるの?
ユーザがすでにGoogle Chromeをインストールしていた場合には以下のような問題が発生します。
- Google Chromeとすり替わり、デフォルトブラウザを変更する
- デスクトップにあったショートカットやタスクバーのGoogle Chrome関連のものををすべて削除する
- ファイルの関連付けをすべてeFast Browserのものに変更する
悪意のあるソフトウェアかどうかはまだ断定されていませんが、無断でユーザーの情報を抜き取られる可能性が示唆されています。
感染経路はどこ?
eFast Browserはフリーソフトにバンドルされていることが多く、一緒にインストールしてしまうことがあるようです。
フリーソフトをインストールする際には注意が必要です。
現在のブラウザを確認する方法は?
それでは、現在使用しているGoogle Chromeが本物かどうかを確認する方法をご紹介します。
▼Google Chromeを開いて、アドレスバーに「chrome://settings/help」と入力します。
2022年から”chrome://chrome”から”chrome://settings/help”へ変更されました。
▼Google Chromeと表示されていれば問題はありません。
もし「eFast」と表示されていたらすり替わっているということです!この場合はPCの「プログラムと機能」より「eFast Brower」を削除してください。
▼削除後は拡張機能のチェックも行ってください。確認方法は、①Google Chrome右上のメニュー>②その他のツール>③拡張機能です。
eFast関連や覚えのない拡張機能があった場合はアンインストールしてください。
最後に
気付かないうちに変わっているなんて怖いですね。
今後フリーソフトのインストールは注意して行いましょう!