Windows 11 22H2不具合情報まとめ

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Windows 11 22H2不具合情報まとめ

この記事ではWindows 11バージョン22H2で確認されている不具合とその回避策についてまとめています。

(2022/11/24更新)一部AMD Ryzen環境でBSODエラーが発生する
(2022/11/24更新)リモートデスクトップへの接続に失敗する不具合が修正
(2022/11/21更新)プリンターで「既定の設定」以外が反映されない不具合が修正
(2022/11/14更新)ゲーム中にパフォーマンスが低下する不具合
(2022/11/10更新)22H2アップグレード後、Active Directoryに接続できない
(2022/11/7更新)Xboxゲームバーでビデオをキャプチャするときに音声が同期しない
(2022/10/27更新)アップグレード後、リモートサーバー管理ツール(RSAT)がアンインストールされる不具合
(2022/10/24更新)「プリンターで「既定の設定」以外が反映されない」が修正
(2022/10/17更新)ポップアップ「今すぐ再起動」で再起動が実行できない
(2022/10/11更新)アップグレード後にWindows Helloでサインインできない
(2022/10/7更新)0x800700b7エラー等でプロビジョニングパッケージが正常に動作しない

情報ソース

ユーザー報告されている不具合

▼2022年11月の累積更新プログラム「KB5019980」関連の不具合まとめ

▼2022年10月の累積更新プログラム「KB5018427」関連の不具合まとめ

一部AMD Ryzen環境でBSODエラーが発生する

AMD MicroPEP Driverを使用している環境でBSODエラー「0x1CA」、「0xA0」が発生する可能性があります。

回避策

最新のチップセットドライバー「AMD Ryzen Chipset Driver 4.11.15.342」へのアップデートで不具合は解消可能です。

22H2アップグレード後、Active Directoryに接続できない

Microsoft Q&Aに寄せられたコメントによると、ドメインコントローラーに接続せずにWindows 11 22H2へアップグレードした場合、Active Directoryに接続できなくなる場合があります。

ネットワークリソースにアクセスしようとすると、「システムが認証要求を処理するためにドメイン コントローラに接続できません。後でもう一度やり直してください」と表示されたとコメントしているユーザーもいます。

回避策

Windows 11 22H2アップグレード前にドメインコントローラーに接続するか、Windows 11 21H2へダウングレードすることで解消される場合があります。

22H2アップグレード後、リモートサーバー管理ツール(RSAT)がアンインストールされる不具合

あるRedditのユーザーによると、Windows 11 21H2から22H2にアップグレードしたところ、リモートサーバー管理ツール(RSAT)がアンインストールされたとのことです。

回避策

リモートサーバー管理ツール(RSAT)を再インストールすることでこの不具合を解消可能です。

ポップアップ「今すぐ再起動」で再起動が実行できない

WindowsUpdateの実行後、画面右下に表示されるポップアップ「デバイスは、更新するためにアクティブ時間外に再起動されます。」から再起動が実行できない場合があります。

回避策

スタートメニューから再起動することで回避可能です。

既知の不具合

Xboxゲームバーでビデオをキャプチャするときに音声が同期しない

Xbox Game Barアプリでゲームプレイをビデオファイルにキャプチャ時、オーディオが同期されない問題が発生する可能性があります。

特に「ゲームのプレイ中にバックグラウンドで記録する」が有効になっている場合で、「過去30 秒を記録する」機能を使用すると、発生する可能性が高くなります。

回避策

この不具合はKB5018496によって修正されています。

プリンターで「既定の設定」以外が反映されない

Windows 11 22H2にアップグレードすると、一部のデバイスでプリンターへの接続が復元されても設定が既定の設定から更新されない不具合が確認されています。

Microsoft IPPクラスドライバーまたはユニバーサルプリントクラスドライバーを使用するプリンターを搭載したデバイスの場合、この不具合の影響を受ける可能性があります。

あるユーザーによると、Windows 11 22H2にアップグレード後、プリンターを手動で追加しようとすると、ネットワークプリンターが見つからず、エラーコード「0x00000bc4」が返されたとのこと。

回避策

この問題の影響を受けるプリンターでは、Windows 11バージョン22H2へのアップグレード中にこの不具合は修正されます。

11月の累積更新プログラムでドメインユーザーを利用したサインインに失敗する

11月の累積更新プログラムでDirect Accessが再接続できない既知の不具合

リモートデスクトップへの接続に失敗する

Windows 11 バージョン 22H2へアップグレード後、リモート デスクトップ ゲートウェイまたはリモート デスクトップ接続ブローカー経由で接続すると、リモートデスクトップ アプリケーションが応答を停止することがあります。

この問題は、クライアントが「仮想マシンの読み込み中」または「リモート接続の構成中」のステップにある場合に発生、もしくはリモートコンピューターにインストールされている OS のバージョンに関係なく発生する可能性があります。

この影響を受けた場合、「リモート デスクトップ サービス セッションが終了しました」というエラーメッセージが表示されることがあります。

一時的な回避策

Windows タスク マネージャーを使用してアプリケーションを終了するとこの不具合は一時的に修正可能です。

1.「Ctrl+Shift+Esc」でタスクマネージャーを開きます。

2.「プロセス」タブから「mstsc.exe」を探し、タスクの終了をクリックします。

回避策

特別なグループポリシーを構成することで修正されます。

※このポリシーを設定すると、デバイスから行われるすべてのリモート デスクトップ接続のUDPも無効になります。今後の Windows Updateでこの問題が解決されたら、このグループポリシーの変更を元に戻してください。

WAN経由で接続するリモートデスクトップセッションは、以下の回避策を適用するとパフォーマンスが低下する可能性があります。

【管理対象デバイスの場合】

1.グループ ポリシー管理コンソールを開きます。

2.クライアントを対象とするポリシーを作成または編集します。

2.「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「Windows コンポーネント」>「リモートデスクトップサービス」>「リモートデスクトップ接続のクライアント」を参照します。

3.左側のパネルで、ポリシー設定「クライアントでUDPを無効にする」をダブルクリックし、「有効」に設定します。

4.「OK」を選択し、デバイスを再起動してポリシー設定を適用します。

【企業で管理されていないデバイスの場合】
1.ローカルグループポリシーエディターを開きます。

2.「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「Windows コンポーネント」>「リモートデスクトップサービス」>「リモートデスクトップ接続のクライアント」を参照します。

3.左側のパネルで、ポリシー設定「クライアントでUDPを無効にする」をダブルクリックし、「有効」に設定します。

4.「OK」を選択し、デバイスを再起動してポリシー設定を適用します。

ゲーム中にパフォーマンスが低下する不具合

一部のゲームやアプリでは、予想よりも低いパフォーマンスとなる場合があります。

影響を受けるゲームやアプリは、コンシューマーが使用することを意図していないGPUパフォーマンスデバッグ機能を誤って有効にしています。

現在、誤ってアップグレードされないよう、セーフガードがかけられています。

回避策

既にこの不具合が発生している場合はインストールしたゲーム、アプリを最新バージョンにアップグレードすると解消する場合があります。

ほとんどの場合は購入元のストアを通じて自動的に更新されます。

Microsoftは今後のリリースで更新する予定です。

IMEの入力モード変更で特定のアプリが応答しなくなる

キーボードショートカットを使用して入力方式エディター(IME) の入力モードをオンまたはオフにしたり、変更したりすると、特定のアプリケーションが応答しなくなることがあります。

この不具合はText Services Framework (TSF) の特定のコンポーネントをロードするアプリケーションで発生します。

■【日本語】

・日本語キーボードで半角/全角キーを使用する

・デフォルトのキーボードショートカットを使用する: Altキーを押しながら「~」を押す

■【中国語】

・デフォルトのキーボード ショートカットを使用する: Controlキーを押しながらSpaceキーを押す

■【韓国語】

・デフォルトのキーボード ショートカットを使用する: 右のAltキーを押す

回避策

Microsoftは現在調査中であり、今後のリリースでアップデートを提供する予定です。

アップグレード後にWindows Helloでサインインできない

Windows Hello Enhanced Sign-in Securityを使用しているデバイスでWindows 11 22H2 にアップグレード後、Windows Hello(顔、指紋、PIN)を利用したサインインが正常に機能しない場合があります。

Windows 11 22H2のアップグレードまたはインストール後にWindows Helloを有効にした場合はこの不具合の影響を受けません。

回避策

KB5017389によって修正されています。

0x800700b7エラー等でプロビジョニングパッケージが正常に動作しない

Windows 11 22H2でプロビジョニングパッケージを操作すると、「0x800700b7エラーが発生する」「Windowsが部分的にしか構成されない」、「Out Of Box Experienceが終了しない」、「予期せず再起動する」など、期待通りに動作しない可能性があります。

Windows Autopilotを使用するプロビジョニングの場合は、この問題の影響を受けません。

回避策

Windows 11 22H2にアップグレードする前にWindows デバイスをプロビジョニングすると、この不具合を回避可能です。

数GBのファイルをコピーするとパフォーマンスが低下する

リモートコンピューターから Windows 11 コンピューターにSambaファイルなどの数GBほどの大きいファイルをコピーすると、コピー(読み取り)時にSMB よりもスループットが40%低下する可能性があります。

同じファイルを22H2以外のデバイスにコピーしても、この問題は発生しません。

回避策

コマンドプロンプトを管理者で開き、「robocopy」コマンド、または「xcopy」コマンドを実行してコピーすると不具合が解消されることがあります。

▼例

robocopy \\コピー元のファイルパス コピー先のファイルパス ファイル名 /J

GPOファイルのコピーが正しく機能しない

KB5012170のインストールに失敗し、0x800f0922エラーが表示される

KB5012170のインストールに失敗し、0x800f0922エラーが表示される場合があります。

回避策

この問題は、KB5012170をインストールする前にUEFI BIOSを最新バージョンに更新することで、一部のデバイスで軽減できます。

Shell Infrastructure Host(sihost.exe)のCPU使用率が高くなる不具合

一部環境でShell Infrastructure Host (sihost.exe)のCPU使用率が上がったまま下がらない場合があります。

回避策

Microsoftはこの不具合を認識しており、今後のアップデートで修正予定です。

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