Windows 11 21H2向け累積更新プログラム「KB5027223」不具合情報まとめ
累積更新プログラムには不具合修正や追加機能など適用される機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。
この記事では2023年6月13日(現地時間)にリリースされたWindows 11バージョン21H2向け累積更新プログラム「KB5027223」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。
(2023/6/29更新)Outlookと一部のアプリが開かない
(2023/6/15更新)Microsoft Officeなどのアプリが起動しなくなる
情報ソース
Windows 11 21H2向け累積更新プログラム「KB5027223」の主な更新内容
ユーザー報告されている不具合・脆弱性
Microsoft Officeなどのアプリが起動しなくなる
この更新プログラムをインストールした後、一部環境でMicrosoft Officeをはじめとしたアプリが起動できなくなる場合があります。
Redditのユーザーによると、エラーコード0xc0000005が表示される場合もあるようです。
回避策
この更新プログラムKB5027223をアンインストールすると解消される場合があります。
▼詳しくは以下の記事を参照してください。
既知の不具合
Outlookと一部のアプリが開かない
特定のウイルス対策、マルウェア対策、またはセキュリティ ソフトウェアがインストールされている環境において、KB5027223以降の更新プログラムをインストールすると、Microsoft またはサードパーティのアプリを開けなくなる場合があります。
既知の影響を受けるアプリには、Microsoft Outlookおよびその他のMicrosoft Officeアプリがあります。
この問題は35.31.25 より前のTrellix Endpoint Securityバージョンを搭載した64ビットWindows上で実行されている32ビットアプリでのみ発生します。
影響を受けるアプリを開こうとすると、イベントログに「モジュールが不明です」というエラーでアクセス違反が示されます。
回避策
・セキュリティソフトウェア「Trellix」は、この問題をEndpoint Security Agent (HX) 35.31.25で修正しました。
他のセキュリティソフトウェアがインストールされている場合、または最新バージョンのTrellix Endpoint Security Agent をインストールした後にこの問題が発生した場合は、使用しているセキュリティ ソフトウェアのカスタマーサポートにお問い合わせください。
・この更新プログラムをアンインストールすると解消される場合があります。
▼詳しくは以下の記事を参照してください。
一部のサードパーティ製UIカスタマイズアプリを使用するデバイスが起動しない
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Windows 11バージョン21H2不具合一覧
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