[インタビュー]文系出身の新入社員にアーザス入社後の印象を聞いてみた
新卒採用一期生が入社して3ヶ月が経った時点で、アーザスに入社する前に抱いていたイメージと入社後とのギャップや、エンジニアとして成長できる環境か否かなど、正直な感想を語ってもらっています。
新型コロナウィルスの影響で入社早々リモートワークでの研修となり、2度目の非常事態宣言でまたリモートワークに戻るという1年目から大変な状況な彼らですが、今はもう会社に欠かせない存在に成長しました。
入社したての頃はどんなことを考えていたんでしょうね。印象は変わったのかな?
弊社に興味を持たれている方が、この記事で入社後の雰囲気を知っていただけたらと思います。
3回目は観劇とDTMが趣味の「K」さんです。
新入社員インタビュー
【第1回】空手家Mさん
【第2回】国際派Sさん
毎年新卒採用しています
弊社は新卒採用を毎年行っています。コロナ禍であっても変わりません。
少しでもご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
自己紹介
アーザスBlog編集部(以下「編集部」):
自己紹介をお願いします。
新入社員K(以下「新人K」):
新入社員のKと申します。他の同期と同様、20卒の新入社員として、4月に入社しました。
大学は神戸の大学に通っていて、英米文学を学んでいました。
学内のサークルに所属することはなく、学外の演劇鑑賞会(会費を持ち寄って劇団を招き、演劇を観る団体)に所属し、他の会員の方々と交流しながら年7本ほどお芝居を観ていました。色々な種類の演劇があって自分一人で演劇を観ていたら巡り合わないようなものだったと思うと、良かったと思います。また、世代の異なる会員の方々と交流できたのも良い経験でした。
編集部:
今はどの部署に配属されていますか?
新人K:
自分も1か月の研修を経て、AS(アプリケーションサービス)課というアプリケーション開発を主に行っている部署にアサインされています。
入社に至るまでの経緯
編集部:
どうして、文系からIT系の企業に就職したのですか?
新人K:
就活当初、IT業界は、情報系の勉強をしていたり、理系の一部の人間が所属する業界で、自分は無縁だと思っていました。しかし、情報を集めていく中で、次第に文系でも問題ない企業も多いということを知り、自分に縁がないなんてことはないと思うようになっていきました。
そして、最終的にIT系に決めたのは、将来性と自分の価値観を考慮してのことです。IT業界は、これからも世の中のIT化が進んでいく中で、さらに活性化していくことはあれ、衰退していくのは近い将来では考えにくいと思います。自分の技術力がつくというのも魅力的だと思いました。
また、企業で働くにあたって、まずは自分の強みや価値観を活かせるものがいい、と思いました。自分の価値観という点に関しては、論理性や判断などといった価値観を重視しているということが、自己分析や適性診断などから分かり、自分でもそれに納得しました。そして、自分のそうした面はIT系で活かせるものだと考えたことも、IT系に身を置こうと判断した要因になっています。
編集部:
アーザスへ入社に至った決め手は何ですか?
新人K:
規模感と雰囲気です。
完全に自分の偏見だとは思いますが、大企業だと自分が何をやっているのか分からなかったり、出世競争が露骨だったりするのではと思っていました。そういうのは嫌だったので、小さめの規模の、アットホームな雰囲気の会社を探していました。
その中でもアーザスは、会社説明会や面接のときに感じた雰囲気が良かったので、入社に踏み切りました。
編集部:
入社前後のギャップや困ったことはないですか?
新人K:
1か月の外部研修で、そこまで完璧にITの知識を身に着けられないだろうとは思っていましたが、その予想以上に学ばなければならないことが多く、現場に配属されてからが本当の勉強の始まりだと痛感しました。
また、開発に携わっていると、案件ごとに言語などが違ってくるので、案件ごとに学びが必要だと感じています。新しいことを学んでいくのは、特に言語を学んで、覚えたことを使ってシステムが動くさまを見るのは、個人的に楽しいことだとは思いますが、インプットがアウトプットに追いつかないことや、次々と新しいことがやってくるために、覚えたことから忘れていきそうだという不安はあります。
編集部:
入社前までにしたことはありますか?
新人K:
ITパスポート試験のための勉強と、タイピング練習です。
年明けに卒論を提出してから本格的に勉強を始めましたが、時間的には十分でした。意外にも、タイピングの速度が業務に大きく影響を与えるのは、プログラミング言語でモノを作っている時と同じくらい、ひょっとしたらそれ以上に、メッセージやメールをやりとりする時のようです。
研修について
編集部:
外部のプログラミング研修を受けてみてどうでしたか?
新人K:
1か月あっという間でした。プログラミングについてほとんど何も知識を有していない状態で研修に臨んだので、覚えることに必死でした。
しかし、実際に手を動かしながらのカリキュラムが大部分を占めていたので、自分であれこれ試し、それがどのように反映されているのか見ることができて面白かったです。
配属後の日常
編集部:
現在の業務内容を教えてください。
新人K:
決済システムを組み込んだ会員制サイトをWordPressで構築する勉強を行っているところです。
WordPressはブログサイトを作るためのソフトで、自分らの手でWEBサイトを一から作っていくよりもはるかに速く、様々なことが実現できます。そのWordPressを用いて、サイトの会員になった人だけ、また有料会員だけが見れるページを組み込んだサイトを構築できるように勉強しています。
編集部:
職場環境はどうですか?
新人K:
自分は銀座オフィスで勤務していますが、オフィスがおしゃれです。壁紙や照明、テーブルがカフェっぽかったり、植物が置いてあったり、音楽やラジオが流れていたりするような、オフィスらしからぬオフィスです。
その一方で、椅子は座るときの負担を軽減してくれる良いもので、銀座オフィスで仕事している時は腰が非常に楽です。在宅で仕事をしている時、たまにオフィスの椅子をなつかしんだりしています。
また、ペットボトルの水やコーヒーなども自由に飲んでよく、快適な環境でお仕事をさせていただいております。
編集部:
数か月現場で働いてみた感想を聞かせてください。
新人K:
新しいことが次から次へと舞い込んできて、毎日大変です。
今やっている案件の前は、Javaという言語を使ってシステムの開発をしていたのですが、研修を終えて現場に入ったら、また新しいものに触れることになり、正直これまでの研修は何だったんだと思う気持ちもありました。
しかし、研修で学んだ開発にかかわる概念も、仕事をしている中で出てきましたし、今やっているWEBサイトの構築に関しては、より研修の内容に近いもののように思われます。研修が全く役に立たない、などということはありませんが、日々勉強していくことが大事だということを身に染みて感じています。
編集部:
休日はどのように過ごしていますか?
新人K:
良く寝ています。もう少し起きててもいいのではないかと自分でも思うくらい寝ています。
起きている時は散歩をしたり、読書をしたり、アニメを見たりしています。
最近はDTMを少しかじっていて、PCのスペックが快適な曲作りにも関わっていることを知りました。今の自分のノートパソコンでも十分なスペックですが、たまに動作が重くなったりするので、ゆくゆくはDTM専用PCを買ってみるのもいいなと思っています。
今後の展望
編集部:
今後のキャリアプランを教えてください。
新人K:
まずは、基本情報技術者試験の資格を取得したいです。文系未経験で入社したので、当然といえば当然ですが、圧倒的に基本的な知識の量が不足しています。
今はまだ先輩方におんぶにだっこの状態で申し訳なさを感じてばかりですが、早く成長して、できることをどんどん増やしていきたいです。