[対策あり]Apache HTTP Serverで複数の脆弱性を確認(CVE-2021-44224、CVE-2021-44790)
「Apache HTTP Server」に複数の脆弱性(CVE-2021-44224、CVE-2021-44790)が確認されました。
CVE-2021-44224にはNULL逆参照やSSRF攻撃を受ける可能性、CVE-2021-44790にはバッファオーバーフローが実行される可能性があります。
情報ソース
脆弱性の対象
CVE-2021-44224
Apache HTTP Server 2.4.7~2.4.51
CVE-2021-44790
Apache HTTP Server 2.4.51以前
脆弱性の詳細
CVE-2021-44224
攻撃者がフォワードプロキシサーバーに悪意のあるURLをリクエストすることで、アプリケーションがクラッシュする「NULLポインタ参照」を引き起こす可能性があります。
また、サーバーがフォワードプロキシとリバースプロキシを兼ねている場合は、Unixドメインソケットに直接アクセスされる「SSRF(Server Side Request Forgery)攻撃」を受ける可能性があります。
CVE-2021-44790
Apache モジュール「mod_lua Multipart parser」で攻撃者によって細工されたリクエストを処理すると、バッファオーバーフローが発生する可能性があります。
解決方法
最新バージョンにアップデートする
修正パッチが適用されたApache HTTP Server 2.4.52が公開されています。早急にアップデートしましょう。
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