[Windows Server]1月の更新プログラムに不具合 AD情報取得時にアプリが開かない、0xc0000005エラー
1月の累積更新プログラムをインストールすると、Windows Serverで.NET Frameworkを利用したActive Directoryフォレストの信頼情報の取得、または設定時にアプリがクラッシュ、または0xc0000005エラーが表示される不具合が確認されています。
この不具合は既に修正パッチがリリースされています。お困りの方は速やかに適用しましょう。
Microsoftのアナウンス
対象のOS
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
不具合が発生している2022年1月累積更新プログラム
不具合の症状
Windows Serverに1月の累積更新プログラムをインストールすると、.NET Frameworkを使用してActive Directoryフォレストの信頼情報を取得するアプリが、情報の取得時または設定時にクラッシュするか、0xc0000005エラーが表示されることがあります。
影響を受けるアプリは「System.DirectoryServices API」を使用しているものが対象とのこと。
修正パッチ
この不具合は修正パッチをあてることで対策が可能です。
入手先
以下のチャネルから入手できます。(WSUSで配信する場合は手動でインポートする必要があります。)
※Windows Updateから入手することはできません。
Windows Server2022
◆.NET Framework 4.8
・KB5011258
Windows Server2019
◆.NET Framework 4.8
・KB5011257
◆.NET Framework 4.7.2
・KB5011259
Windows Server2016
◆.NET Framework 4.8
・KB5011264
◆.NET Framework 4.6.2、4.7、4.7.1または4.7.2
・KB501329
Windows Server2012 R2
◆.NET Framework 4.8
・ KB5011266
◆.NET Framework 4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1または4.7.2
・ KB5011263
◆.NET Framework 4.5.2
・ KB5011261
Windows Server2012
◆.NET Framework 4.8
・KB5011265
◆.NET Framework 4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1または4.7.2
・KB5011262
◆.NET Framework 4.5.2
・KB5011260