2023年卒の新入社員研修#1 ~eスポーツ大会を開催して学んだこと~

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23卒e-sports研修#1 ~esports大会を開催して学んだこと~

弊社は2023年卒の新入社員研修の一環として、新入社員主導でのeスポーツ大会を開催しました。

今回は私たちアーザス4期生がeスポーツ大会を開催して学んだことを紹介します。

はじめに

こんにちは、4期生です。

今回は、私たちが研修の一環として企画・運営した社内eスポーツ大会について、準備から本番にいたるまでのスケジュール、その過程で私たちが学んだことをお届けします。

大会スケジュール

  • 5月1~2週目前半:企画/稟議準備/稟議
  • 5月2週目後半~3週目前半:機材検証
  • 5月3週目後半~4週目前半:台本・スライド作成/ルール・チーム決め
  • 5月4週目後半:リハーサル・参加者用の飲み物・お弁当購入、最終打ち合わせ、本番

1~2週目前半:企画/稟議

企画段階

kikaku

企画段階では、以下の項目を実施しました。

  • ゲームタイトルの決定
  • WBS作成
  • 告知用webページ作成
  • 賞品選定

ゲームタイトルの決定

VRgame

新入社員と既存社員が馴染みやすいようなイベントになるように皆で話し合いながら決めていきました。その上で少しでも多くの人が参加しやすく実力差が出にくいゲームとして、VR音ゲー「Beat Saber」を採用しました。

「Beat Saber」は両手のコントローラーを剣に見立て、音楽に合わせ飛んでくるブロックを指定された方向に斬っていく音ゲーです。

プレイするためのVR機器は「Meta Quest 2」を使用しました。

WBSの作成

4期生各自の役割を決め、大会当日までのWBSを作成しました。

告知用webページ作成

WordPressで告知用サイトの作成と、賞品の選定も行いました。

もし自分たちが参加者の立場の場合、どのようなWebページなら見てみたくなるか?という点を意識し、サイトはユーモアを交えながらもシンプルにしました。

toppage

賞品選定

参加者の立場になって「どのような賞品が貰えるなら参加したいと思うか?」と考えながら賞品を選定しました。

仕事柄、目が疲れがちなエンジニアが多いので「VRゴーグルのような電動アイマスク」などにしました。

eyemask

稟議

kikaku

稟議(第1回)

企画段階で考えた以下の項目について弊社代表に対してプレゼンを行いました。

  • イベント概要
  • 開催の目的
  • スケジュール
  • 予算
  • ゲームタイトル
  • ハード選定について
  • イベント形式
  • 運営体制について
  • 賞品について

以下の点について指摘・要望を受けました。

  • 全体スケジュールは早めに完成させる
  • 課題管理表を追加で作成する
  • 当日は大会の様子を配信するため、配信機材の種類やその配置図、実際の配信画面のイメージを視覚的に説明すること

全体スケジュールについては、開催スタッフだけではなく、お客様(参加者)のスケジュールを作成することの重要性を学ぶことができました。

稟議(第2回)

初回のフィードバックを元に、2回目の稟議を行いました。

  • スケジュール
  • 課題管理表
  • 配信周りについての説明

2回目の稟議に向けた準備の途中で、4期生間で初回稟議を踏まえた改善内容に認識のズレが生じるトラブルが発生してしまいました。

仕事を進める上において、前提の認識を丁寧にすり合わせる作業の重要性を学びました。

2週目後半~3週目前半:機材検証

kenshou

  • 必要な機材の洗い出し
  • 機材レンタル表作成
  • 機材レンタル
  • ソフト購入
  • VR検証
  • カメラ、音声の出力の確認
  • 配信検証

今回の大会ではリモート業務の方や帰宅途中の方に向けて大会の様子をYouTubeで配信します。

機材検証では、カメラの映像信号やマイクからの音声信号が配信用PCのOBSに届き、正常に出力できているか確認しました。

4期生全員、本格的な配信を経験したことがなかったため、初めて使う機材の使い方を実際に触りながら覚えていきました。実際に検証してみると、必ず想定通りには行かない箇所が出てきて四苦八苦しました。

3週目後半~4週目前半:台本・スライド作成/ルール・チーム決め

rulekime

  • 台本詳細決定
  • スライド作成
  • 本番スケジュール詳細決定
  • ルール正式決定
  • 対戦形式決定
  • チーム決め
  • チーム発表
  • MC依頼(社員に依頼)
  • MCとの事前打ち合わせ

台本・スライド作成

台本作りの作業を進めていく上で、本番中にMCに合図を送る方法を決めていなかったり、事前打ち合わせでMC用に台本やメンバー表を紙で印刷していなかったりと、準備不足な箇所が多々ありました。

稟議の際だけでなく、ここでも改めて相手の目線で考える難しさを痛感しました。

4週目後半:本番

honban

大会のプログラム

大会は、Aチーム~Dチームの4グループで対戦する形式で行いました。

プログラムには進行状況によって時間調整がしやすいように小休憩の時間を設定しました。

program

対戦形式

対戦は「第1ラウンド」「第2ラウンド」に分けて行いました。また、参加人数を考慮した上で、時間がかかりすぎず、かつ全員が満足に遊べるように調整しました。

「第1ラウンド」では各チーム4人全員にプレイしてもらい、各グループの決勝進出メンバーの選定を行います。

program2

「第2ラウンド」では「第1ラウンド」で決めた各チームの決勝進出メンバーで対戦しました。
program3

program4

賞品授与

見事優勝したチームに、賞品を授与しました。
yuushou

本番では事前にある程度予測していたトラブルだけでなく、時間が大幅に押してしまったり、対応に追われることもありましたが、無事にeスポーツ大会を終えることができました。

準備は大変でしたが、参加者の皆さんが楽しんでくれて、私たち4期生は大きな達成感を味わうことができました。

sankasha

大会アーカイブ

研修で大会を開いてみて学んだこと

sankasha

最初「新人研修でeスポーツ大会を開催してね」と言われた時は、どのような段取りで開催するのかすらも見当がついていませんでした。

そんな状態から今回の体験を経て、少しずつ自分たちで必要な作業を洗い出して、準備を進めていくことができるようになったと思います。

今回は、その過程で私たちがどんなことを学んだのかを共有させていただきました。

#2では、今年新たな試みとして導入してみたVRについて、実際にイベントで使用してみて学んだことをお届けします!

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eスポーツイベントの企画・運営を承ります!

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