eスポーツで新入社員研修!?気になる研修内容を大公開!

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【動画あり】2022年度新人研修まとめ

株式会社アーザスに入社して早くも2か月が経ちました。

5月末をもって2か月間の新人研修が終了しました。

今年度の研修は昨年度までの研修とは大きく変わった内容の「eスポーツ」を利用した研修でした。

この記事では今年度の新人研修のカリキュラム内容についてじっくり取り上げます!

なぜ新人研修にeスポーツを利用することにしたのか

▼こちらの記事を参照して下さい。

4月

【初旬】座学

座学

入社して最初に取り組んだのは座学です。内容は以下の通りです。

  • マナー研修
  • セキュリティ講座
  • PC基本操作
  • Office製品基本操作
  • ハードフェア構成学習
  • ソフトフェア学習
  • 構成管理学習
  • MECM(SCCM)の概要

特にセキュリティ研修は初歩的な内容でしたが、日常的に意識しなければならないことが多くあることを知りました。

・「取引先の情報を漏らさない」

・「パソコンを開いたまま席を空けない」

…など、些細なミスが会社に対して大きな損害を及ぼす可能性があることを学びました。

【中旬】プログラミング研修

社会人としての基礎を学んだ後、4月中旬からはプログラミング研修に取り組みました。

題材はSEGAが提供している「ぷよぷよプログラミング」です。

自分で一からコードを書くのではなく、「出来上がっているコードに対して自分なりのオリジナル要素を加える」という内容でした。

同期たちの中にはHTMLページを作成しタイトル画面を作る人もいれば、「ぷよ」を自分で用意した画像に変更した人もいました。

うまく動かすのは難しい

私は、通常2つずつ落ちてくるぷよの数を3つに増やす試みを行いました。

これが想像していたよりも難しく、作業は難航しました。

ようやくぷよが3つ出るようになったと思うと回転を加えることができていなかったり、色が揃っても消えなかったりとトラブル続きでした。

実際にプログラミング技術がつくというよりは、「プログラミングに興味を持たせてくれる」という内容でした。

今後、より知識をつけたうえで再チャレンジしてみたいです。

【下旬】パーツから調達したゲーミングPCを組み立てる

PCの組み立て練習

最初は「PC Building Simulator」というSteamで配信されているゲームでPC組み立てのシュミレーションをしました。

これでCPUやメモリ、ストレージなどのパーツをどこにセットするのかを大まかに理解することができました。

その後、実際に作り上げるPCの構成を新人5人で検討し、社内の有識者と話し合いながら実際に調達するPCパーツのプランを決定しました。

秋葉原でパーツ調達

最終的に決定したプランを元に秋葉原でパーツ調達を行いました。

「1店舗につき1パーツしか購入してはいけない」ルールがあり、当日は秋葉原を長時間彷徨うことになりました。

さらに「欲しいパーツが置いていない」、置いていたとしても「既に同じ店舗で別パーツを購入してしまっている」ことがありました。

妥協もありつつ、最終的に何とかパーツを揃え、ゲーミングPCを組み立てることができました!

ゲーミングPC完成!

PCのコンセプトは「 最新 」です。

最新世代のIntelプロセッサに、M.2 Gen4 SSD、DDR5メモリを組み合わせ、GPUは使われていなかった「RTX2060」を使用しました。

PCの具体的な構成は以下のようになりました。

パーツ 品名
CPU Core i9 12900 BX8071512900
マザーボード ASUS ROG STRIX B660-F GAMING WIFI(B660 ATX DDR5)
電源 ROG THOR 850P
メモリ DDR5 W5U4800CM16GS
ストレージ WDS100T3X0E SSD
PCケース bequiet BGW38
クーラー ROG STRIX LC Ⅱ 360 ARGB
ファン 未購入
マウス M370PL
キーボード K730PL

5月

社内eスポーツ大会

4月の基礎的な研修を踏まえ、「新人のみ」で社内eスポーツ大会を3回にわたって企画しました。

開催の目的に「新人社員と先輩社員との交流」を掲げ、募集や会場準備、賞品稟議など、多くのことが経験できたと思います。

第1回は「ロケットリーグ」、第2回は「Halo Infinite」、最後に「ストリートファイターⅤ」の大会を開催しました。

回を重ねるごとに大会開催ノウハウが蓄積していき、クオリティが高まっていきました。

[第1回]ロケットリーグ大会

第1回大会ではロケットリーグを使用しました。実際にeスポーツ大会が開催されている有名タイトルです。

この大会運営が一番大変でした。

初回大会で戸惑ったということもありましたが、オンライン参加を可能にしたことが要因です。

現地とオンラインの両会場を準備する必要があり、特にその対応に時間がかかりました。

オンライン交流ツール「Gather」を使用してオンライン参加者とコミュニケーションをとりました。

また募集が遅い、告知が不十分などの面もあり、参加者が増えずに苦労しました。

最終的には19人の参加者が集まってくださいました。(新人5人を含む)

当日は音声や画面の共有に多少のトラブルがありましたが、大会自体は盛り上がり、成功と言える出来であったと思います。

[第2回]Halo infinite大会

第2回大会では「Halo Infinite」を使用しました。

ジャンルはFPSですが、初心者の方でも戦いやすくするため、銃は使用せずハンマーとソードのみの対決としました。

本大会からはオフライン参加のみとしました。

前回大会において新人と先輩の交流を大会の目的として掲げていましたが、オンライン参加者との交流の機会が限られてしまうためです。

オフライン参加に限定することで、画面と音声の共有の手間がなくなり、準備や対応も容易になりました。

加えて本大会から優勝賞品を用意したことにより、第1回大会よりも盛り上がったと感じました。

[第3回]ストリートファイターⅤ大会

最後の第3回大会では「ストリートファイターⅤ」を使用しました。

こちらの大会は女性限定のトーナメント方式で行いました。

これまでの大会で女性の参加率が低いため、女性参加者向上のために豪華景品を用意した上で、社員に個別で声をかけるなどの工夫を行いました。

男性は観戦のみという形をとりました。

想定以上に試合が盛り上がってしまい、予定時間内に収まらないというハプニングもありましたが、最後の大会を楽しく終えることができて良かったと思います。

2か月間の研修を終えて

思っていた研修内容とは違い、最初は戸惑うことばかりでした。

初めて研修内容がeスポーツと聞いたときは楽しそうだと思いましたが、いざ研修を進めていくと多くの課題が出てきました。

知識が足りず話し合いがまとまらなかったり、ゲーム自体プレイしたことがなかったりと新人内でぶつかることもありましたが、より良い大会のために必要だったと思います。

チームとして研修に取り組み「効率化」、「意見交換」、「自分の意見を主張すること」の大切さを学びました。

いよいよ6月からはそれぞれの配属先で仕事をします。この研修で得た経験を活かしていきたいです。