Windows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5026362」不具合情報まとめ

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Windows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5026362」不具合情報まとめ

累積更新プログラムには不具合修正や追加機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。

この記事では2023年5月9日(現地時間)にリリースされたWindows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5026362」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。

情報ソース

Windows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5026362」不具合情報まとめの主な更新内容

ユーザー報告されている不具合・脆弱性

現在不具合情報は見つかっていません。

既知の不具合

エラー

Autopilotでプロビジョニング完了後、クライアントが自動でサインインしない

2023年1月10日以降にリリースされた更新プログラムインストール後、自動ログオンが有効になっている「キオスク デバイス プロファイル」では、自動サインインが正常に機能しない場合があります。

Autopilot がプロビジョニングを完了した後、不具合の影響を受けるデバイスはサインイン画面にとどまり、資格情報の入力を求められます。

回避策

現在Microsoftは解決に向けて取り組んでおり、今後のリリースでアップデートを提供する予定です。

KB5001342以降をインストール後、クラスターサービスの開始に失敗する不具合

KB5001342以降の累積更新プログラムをインストール後、クラスターネットワークドライバーが見つからず、クラスターサービスの開始に失敗する場合があります。

回避策

この不具合はサービスで使用されるPnPクラスドライバーが更新されたために発生します。

再起動後20分以内にフェールオーバークラスターネットワークドライバーが作成されます。この問題はその後の再起動では再発しません。

5月の累積更新プログラム一覧

過去のWindows Server 2019累積更新プログラム不具合

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