Windows Server 2016向け累積更新プログラム「KB5011495」不具合情報まとめ
累積更新プログラムには不具合修正や追加機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。
この記事では2022年3月8日(現地時間)にリリースされた累積更新プログラム「KB5011495」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。
(2022/4/5更新)2022年1月11日以降の更新プログラムでバックアップと復元(Windows 7)で作成されたリカバリディスクが起動できない不具合
(2022/3/31更新)1月11日以降の更新プログラムでDNS名前解決が失敗する不具合
情報ソース
Windows Server 2016向け累積更新プログラム「KB5011495」の主な更新内容
ユーザー報告されている不具合・脆弱性
随時更新予定です。
既知の不具合
2022年1月11日以降の更新プログラムでバックアップと復元(Windows 7)で作成されたリカバリディスクが起動できない不具合
2022年1月11日以降にリリースされた更新プログラムのインストール後、コントロールパネルのバックアップと復元(Windows 7)アプリを使用して作成されたリカバリディスク(CDまたはDVD)が起動できない可能性があります。
2022年1月11日より前にリリースされた更新プログラムをインストールしたデバイス、サードパーティのバックアップアプリ・リカバリアプリはこの影響を受けません。
回避策
Microsoftはこの不具合を今後のアップデートで修正予定です。
1月11日以降の更新プログラムでDNS名前解決が失敗する不具合
1月11日以降にリリースされた更新プログラムをDNSサーバーにインストール後、DNSスタブゾーンが正しく読み込まれず、DNS名前解決が失敗する不具合が確認されています。
回避策1
この問題はKnown Issue Rollback(KIR)を使用して解決されています。
回避策2
すでにこの不具合が発生している場合は、2つの特別なグループポリシーをインストールして構成することで問題を解決できます。
特別なグループポリシーと構成方法についてはこちらを参照して下さい。
Active Directoryフォレストの信頼情報を取得または設定するアプリが開かない、0xc0000005エラーが発生する不具合
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