Windows 11 2023 Update(23H2)が一般向けにリリース
Microsoftは2023年10月31日（現地時間）「Windows 11 2023 Update(23H2)」を一般向けにリリースしました。
Windows Copilot正式実装など新機能が多数追加された大型アップデートです。
Microsoftのアナウンス
Today, we're announcing the availability Windows 11, version 23H2, also known as the Windows 11 2023 Update! 🎉https://t.co/Xz98fBnejh
— Windows Update (@WindowsUpdate) October 31, 2023
アップデート方法
Windows Update
順次リリースされています。まだ来ていなくても（筆者の環境もそうです）近々アップデートできるようになると思います。
Windows 11 22H2を使用している場合は有効化パッケージでのアップデートとなりますので、短時間で終了します。
「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオフにするとアップデートできる場合がある
筆者のWindows 11 22H2 PCになかなか23H2が来ないので困っていたところこんなポストを見つけました。
Windows UpdateにWindows 11 23H2が降ってこない。インストールアシスタントからの手動更新は時間かかるから面倒だなと思っていましたが、「最新の更新プログラムを入手する」を『オフ』にしたらあっさり出てきました。最新の更新プログラムとは一体 pic.twitter.com/rZg8pkBdNn
— 日高彰 (HIDAKA, Akira) (@aoi3) November 5, 2023
実際にオフにしてみると本当に来ました。
Windows 11のダウンロードサイト
様々な方法でWindows 11 23H2へのアクセスが可能です。
インストールアシスタント
使用中のPCをWidnows 11 23H2にアップデートします。
インストールメディア作成
Windows 11 23H2のクリーンインストールや再インストールを行うためのブートメディアを作成します。
ISOファイルダウンロード
Windows 11 23H2のISOファイルをダウンロードします。
Windows ADK、Windows PEアドオン
Windows 11 23H2用のWindows ADK、Windows ADK用 Windows PEアドオンは今のところリリースされていません。Windows 11 22H2用のリリースが9月でしたので、もう少し先になりそうです。
既知の問題
いくつかCopilotに関連した不具合が発生しています。
その1
現象
複数のモニターを使用している Windows デバイスでは、デスクトップ アイコンがモニター間で予期せず移動したり、Windows で Copilot を使用しようとすると他のアイコンの配置に関する問題が発生する可能性があります (プレビュー段階)。
回避策
ユーザーがこの問題に遭遇するのを防ぐために、Windows の Copilot (プレビュー段階) は、マルチモニター構成で使用されているか、現在使用されているデバイスでは使用できない可能性があります。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。
その2
現象
サード パーティ製の壁紙アプリは、Windows の Copilot (プレビュー段階) を開くと、期待どおりに動作しない可能性があります。 サードパーティの壁紙アプリに設定されたカスタム壁紙の代わりに、Windows で設定された既定の壁紙または壁紙が表示される場合があります。
回避策
この問題は KB5031455で解決されます。
ユーザーがこの問題に遭遇するのを防ぐために、サードパーティ製の壁紙アプリがインストールされているデバイスでは、Windows の Copilot (プレビュー段階) が利用できない可能性があります。
▼詳しくはこちら
最後に
Copilotなど新機能が多数追加されたこともあり、IT管理者はアップデートのタイミングに頭を悩ませることになりそうです。