複数のパソコンを楽にミスなくセットアップ!Windows10簡単キッティング!
新入社員が入ってくる時期が近づいてきました。人数分だけ新しいPCを準備しておかなくてはなりません。
ただ、買ってきたPCをそのまま渡すわけにはいかないですよね。OSは違うしアプリは入っていないし設定も違います。それらを解消して仕事で使える状態にする作業をキッティングといいます。
2~3台ぐらいなら手作業でキッティングしてもよいと思います。でもそれが10台だったら?100台だったら?時間はかかるし絶対ミスします。第一、同じことを何度も何度もやるのは苦行でしかありません。
ではどうすればよいのでしょう?
クローニング(複製)する
キッティングを簡単に行う方法は色々あります。
その中でも昔からある「クローニング」という方法によるキッティングをご紹介します。
クローニングとは、元となるPCを作って(マスターPCといいます)、それを複製(クローンPCといいます)していく方法です。クローンPCさえできてしまえば、あとはユーザーの登録など個別の設定をしていくだけです。
一番手間がかかる作業はマスターPCで一度だけやればよいので、とても楽です。
同じPCを用意しよう
マスターPCとクローンPCは同じ機種である必要があります。中身を丸ごと複製するのですから、当然といえば当然ですね。何かトラブルがあった場合でも、同じ機種にするとノウハウが溜まっていきます。
個々人の好みはあるかと思いますが、可能な限り同じPCを用意することをおすすめします。
最後に
次回から、具体的な方法を紹介します。
なるべく無償で使えるツールだけでいきます。
なおこの記事の内容は、執筆時点での Windows10 Professional 1607 CBB(Current Branch for Business) で検証しています。
基本的な内容は1つ前のバージョンである 1511 でも同じですが、一部使用するツールのバージョンが異なりますので、適宜読みかえてください。