[まとめ]Windows 11にアップグレードすべき!?IT部門が気になる疑問に答えます

Windows
[企業向け]Windows 11へ移行する前にチェックするポイントまとめ

2021年6月24日(現地時間)Windows 10の後継として発表されたWindows 11。その発表に伴って、Windows 11の導入計画を策定している企業は多いのではないでしょうか。

この記事では企業のIT部門がWindows 11を導入するあたり気になる疑問について調査しました。

Q. 既存のWinodws 10のPCをWindows 11へアップグレードすべき?

?

A. アップグレードする必要は特にありません。

Windows 11はUIが大きく変わっていますが、現時点で発表されている情報では機能面はWindows 10と大差ありません。

Windows 10サポート終了は2025年10月14日です。大抵のPCはサポート終了前に退役することになるでしょうから、積極的にWindows 11にアップグレードする理由が見つかりません。

また後述しますが、PCの最小要件が厳しいためにアップグレード自体ができないPCが少なくありません。

Q. アップグレードにかかる費用はどれくらい?

料金

A. Windows 11へのアップグレード自体は無償のため、費用はかかりません。

しかし、Windows 11のシステム最小要件を満たしていないPCはアップグレードできません。

Windows 11に対応するPCの最小要件

PC

対応するPCのシステムの最小要件がWindows 10と比べて厳しくなっています。業務に使うPCをリース契約中の場合は、システム要件を確認したほうが良さそうです。

  • 2コア
  • 64 ビット互換プロセッサかSoC
  • TPM バージョン2.0
  • RAM 4GB
  • ストレージ 64GB
  • UEFI、セキュアブート対応
  • グラフィックスカード DirectX 12 互換のグラフィックス / WDDM 2.x

▼Windows 11の詳しいシステム要件についてはこちら

Q. Windows 11のライセンスを買い直す必要がある?

ライセンス

A. 買い直す必要はありません。

Windows 10ライセンスを含むMicrosoft 365ライセンスでは、サポートされているデバイスでWindows 11を実行できます。 ボリュームライセンスをお持ちの場合は、アップグレードの前後でWindows 11デバイスとWindows 10デバイスを同等にカバーします。

通常のWindowsライセンス

Windows 11のライセンスはWindows 10のライセンスでOKのようです。

ボリュームライセンス

ボリュームライセンスの場合は、Windows 11リリース開始後、Windows 11のデバイスとWindows 10のデバイス両方をサポートするようです。

Microsoft 365 Enterprise

Windows 10が含まれるMicrosoft 365 Enterpriseの場合は、Windows 11がサポートするデバイスであれば移行可能とのことです。

Q. アップグレードでWindows 10からのデータはどこまで引き継がれる?

アップグレード

A. データは基本的に引き継がれると思われます。

ですが絶対はありませんので、バックアップは必ずとるようにしましょう。

引き継がれることが確認されているデータ

現時点でWindows 11に引き継がれることが確認されているデータの一覧です。

スタートメニューにピン留めしたアプリ以外のほとんどのデータが引き継がれることが確認されています。

  • Windows 10のアカウント情報
  • ライブラリなどのローカルフォルダ-内ファイル
  • デスクトップ上のショートカット・ファイル
  • タスクバーにピン留めしたアプリ
  • スタートメニューにピン留めしたアプリ
  • Windows 10のメールアプリに登録したアカウント情報
  • Microsoft Edgeのお気に入り、履歴

注意

Windows 11に対応していない機能やアプリケーション、ソフトウェアは引き継がれない可能性があります。移行する前に対応しているかチェックしましょう。

▼Windows 11で廃止されるWindows 10の機能

Q. アップデート(FU)サイクルは?

アップデート

A. Windows 10ではFUのサイクルが年2回でしたが、Windows 11からは年1回、毎年下半期に行われるようになります。

現在の四半期に1度のFUは多すぎるので、IT部門には嬉しい話です。

Windows 10で大きな機能追加は行われない見込み

Winodows 10のFUは半年に1度ではありますが、もう大きな機能追加は行われないようです。

今後は2004、20H2、21H1、21H2のようにイネーブラーで新機能を有効にする形式になると思われますので、楽にFUができます。

Windows 11運用のベストプラクティスが分かるまで、安定した環境のWindows 10を使い続けるという選択肢もアリだと思います。

Q. サポート期間は?

A. Windows 11 Pro / Pro Education / Pro for Workstations / Home は24ヶ月です。
Windows 11 Enterprise / Education / IoT Enterprise は36ヶ月です。

新規に導入するPCはWindows 10とWindows 11のどちらにすべき?

A. 導入準備が終わるまではWindows 11の最小要件を満たしたWindows 10にしましょう。

Windows 11を導入するためには各種ソフトウェアの動作検証や運用方法を決める必要があります。組織の規模にもよりますがWindows 11の導入準備が終わるのは早くても来年(2022年)だと思います。ということでしばらくはWindows 10にした方がよいと思います。

ただし、新規に導入したPCをWindows 11にアップグレードすることは考慮しておく必要があります。

買取やリースに関わらずPCは4~5年で交換するケースが多いですが、その前にWindows 10のサポートが終了してしまいます。

Q. Windows 11のキッティング事情は?

Windows 11のキッティング情報やMECMやクラウドで管理する方法についてはこちらの記事をご覧ください。随時更新中です。

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