Warningはワーニング!?プログラミング用語は英語じゃないから無駄な抵抗はやめよう
Warningはどう読んでいますか?
プログラミング言語は欧米から来たものです。当然用語は英語表記です。が、日本では英語とは違う変な読み方をする用語がたくさんあります。
新人の方は業界に染まっていないので、耳にすると気持ち悪いでしょう。
おかしいのは確かなのですが、果たして直すべきなのでしょうか?
(2019/11/16)「チルド」→「チルダ」に修正しました。
長いものに巻かれろ
すでに浸透しているので無駄な抵抗です。割り切るべし。
null
ヌルです。
ナルではありません。
ナルが英語に近いそうです。ただ、ナルと言ってもnullのことだと思ってもらえません。
warning
一番紛糾する(と思っている)用語です。
ワーニングです。
ウォーニングではありません。
StarWarsはスター・ウォーズ。
Fates Warningはフェイツ・ウォーニング。
Fair Warningはフェア・ウォーニング。
でもプログラミングではワーニングです。変ですよね。変なんです。でもワーニングが正です。
個人的には未だに気持ち悪いので「警告」と言っています。ささやかな抵抗です。
char
多いのはチャーです。
キャラも少なくはないですが、チャーに合わせておきましょう。
ちなみに英語でもチャー、キャラ、カーが混在しているそう。
~
チルドです。
チルダです。
ティルデでもティルドでもありません。
余談ですが「へにょろ」の方がよっぽど通じると思っています。
ping
ピングです。
ピンではありません。
気持ちは分かりますがピングが市民権を得ているので、右ならえしましょう。
ネットワークエンジニアは「ピン」で普通に通じるそうです。「ピング」はプログラマーの方言なのでしょうか・・・?
全力で抵抗せよ
あからさまな誤りですので、全力で抵抗しましょう。まだ間に合います。
height
ハイトです。
ヘイトではありません。それでは憎いになってしまいます。
ヘイトと読んでいる人が多いですが、これは明らかに誤りなので直しましょう。
width
ウィッズです。
少なくともウィドスやワイドスではありません。
ただこれは本当に人それぞれで、統一されたプロジェクトを見たことがありません。
それゆえ正確に伝わらない可能性があるので、「幅」と言った方がよさげです。
allow
アラウです。
アロウではありません。矢じゃないです。
設定でよく出てきますね。
これも誤っている人がとても多いです。「許可する」が吉かも。
false
フォ(ー)ルスです。
年に一回ぐらい「ファルス」に出会いますが、さすがに無いので直しましょう。
大事なのは相手に正しく伝えること
市民権を得ている読み方に抵抗したところで無駄な労力でしかありません。
自分だけ英語読みしても単なる自己満足。下手すると嫌われます。
相手に正しく伝わることが一番大事です。
どうしてもイヤなんじゃー!という方は日本語訳で読みましょう。正しいし嫌味にもなりません。
最後に
他にも言いたい用語はたっくさんありますが、それこそ無駄な労力なのでやめときます。
恥ずかしいと感じる人はいるでしょう。そこはプログラミング用語はアルファベットで書かれている日本語だと思って割り切りましょう。
耐えるのです。そのうち慣れますよ。