[MECM/SCCM]Office 365 ProPlusのインストーラーの配信も簡単!
SCCM を使用すると、Office 365 ProPlus のインストーラーを簡単に作ったり、クライアントPCへインストールすることができます。
今回は前回作成したインストーラーをクライアントPCに配信(インストール)する手順をご紹介します。
インストーラーの作成方法はこちらをどうぞ
展開の設定
ソフトウェアの展開ウィザードを表示
▼アプリケーション > 作成したインストーラー > 展開
展開先クライアントPCのコレクションを選択
配布ポイントの設定
展開時の設定
▼今回は「必須」にしました
スケジュールの指定
▼今回は「なるはや」にしました
通知の設定
▼今回は再起動する時ユーザーに通知するようにしました
アラートの設定
▼未設定です
展開設定完了
▼設定内容を確認したら[次へ]
▼これで展開設定は完了です
展開の確認
▼「展開の開始日時」になると、コレクションへの展開が行われます
進捗状況は「コンプライアンス対応 %」でも確認することができます。
通知設定によって変わるインストール中の表示
Office 365 ProPlus のインストール画面は、展開設定の「通知設定」で表示・非表示の制御を行うことができます。
▼通知を行う設定の場合、クライアントPCにはこのような画面が表示されます
通知する設定
▼「すべての通知をソフトウェアセンターで表示し、ユーザーにもすべて通知する」を設定
通知しない設定
▼「すべての通知をソフトウェアセンターで非表示にし、ユーザーにも通知しない」を設定
いわゆる”ダマ”で配信です。ユーザーはインストール処理に気付きません。
インストール中であることをユーザーに表示したところでユーザーはそれに対して何も対応できませんし、システム部への無用な問い合わせを産むことになりかねませんので、通知しないことがほとんどです。
最後に
SCCM を使用すると容易に、任意のクライアントPC群(コレクション)に、任意のタイミング(スケジュール)で、インストーラを配信、インストールすることができます。
次回は、Office 365 ProPlus の更新プログラムを配信する手順をご紹介します。