[MECM/SCCM]Office 365 ProPlusのインストーラー作成は簡単!
SCCM を使用すると、Office 365 ProPlus のインストーラーを簡単に作ったり、クライアントPCへインストールすることができます。
本記事では、実際にインストーラーを作成する手順をご紹介します。
環境
インストーラーの作成環境と、対象の Office 365 ProPlus は以下の通りです。
SCCM
- バージョン: 1902
Office 365 ProPlus
- チャネル: 半期チャネル
- バージョン: 1808 10730.20264
Office 365インストーラーの作成
以下の手順で作成しました。
インストールウィザードの起動
ソフトウェアライブラリ > 概要 > Office365クライアント管理 > Office365インストーラー を選択
アプリケーション設定
インストールファイルを格納する共有フォルダを設定します。
Officeの設定
「Officeカスタマイズツール」を起動します。
Officeカスタマイズツールでの設定
検証時の設定です。あくまで例としてご覧ください。
画面が長いので分割してご紹介します。
アーキテクチャ, 製品
- アーキテクチャ: 64ビット
- Office Suites: Office 365 ProPlus
更新チャネル, アプリ
- 更新チャネル: 半期チャネル
- バージョン: 1808 10730.20264
- アプリ: Excel, Word
後でFUの検証を行うため、最新ではないバージョンを指定しています。
言語
- 主言語: 日本語
インストール, 更新とアップグレード
変更なし
ライセンスとアクティブ化
プロダクトキー未設定でもインストール可能です。
全般
変更なし
規定のファイル形式
画面の先頭に戻り、[確認]ボタンを選択するとダイアログ画面が表示されます。
▼ダイアログ画面
- 規定のファイル形式: 現在の設定を保持する
[OK]ボタンを選択します。
設定内容の確認
▼今まで設定した内容が一覧表示されます。問題なかったら[送信]ボタンを選択します。
▼インストールウィザードに戻るので、[次へ]ボタンを選択します。
展開
インストーラー作成のみの場合
展開は後で行いますので[いいえ]を選択して[次へ]です。
すぐに展開する場合
そのまま展開も行う場合は[はい]を選択します。
概要→進行状況→完了
後は先に進めるだけです。
▼完了するとアプリケーションに追加されます。
最後に
意外に簡単にインストーラーが作成できたと思います。
次回は作成したインストーラーをクライアントPCに展開します。