Windows 7 に2019年12月のマンスリーロールアップ (KB4530734) を適用すると、2020年1月15日のPM12時過ぎに全画面でサポート対象外の警告「お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています」が表示されることが分かりました。

とうとうやって来た Windows 7 のサポート期限。2020年1月14日で終了です。

情報源

警告画面が表示される仕組み

KB4530734 を適用すると、タスクスケジューラーに EOSNotify、EOSNotify2 というタスクが設定され、2020年1月15日のPM12時過ぎに EOSnotify.exe が実行され、全画面で警告画面が表示されます。

警告画面が表示される条件

EOSnotify.exe が実行されるタイミングで以下の条件を満たしていると表示されます。

• ドメインに参加していない
• 拡張セキュリティ更新プログラム（Windows 7の延命）が適用されていない
• KIOSKモード（Webページ閲覧しかできない）ではない
• [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\EOSNotify] にある “DiscontinueEOS” が dword:00000001 ではない

実際に検証してみた

タスクが作成された

Windows 7 に KB4530734 を適用すると、タスクスケジューラーにタスクが作成されました。

タスクを即時実行しても、警告画面の表示条件を満たしていないため何も起きません。

表示条件を満たすと警告画面が表示された

まず、PCのシステム時刻を2020年1月15日のPM12時以降に変更します。そしてドメインを抜けWORKGROUPに。

すると警告画面が表示されました。

▼画面はタスクバーよりも前面に出ています

ちなみに警告画面の [詳細表示] をクリックするとこんな画面が

レジストリが設定された

警告画面の左下にある [今後、このメッセージを表示しない] をクリックすると、[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\EOSNotify] の “DiscontinueEOS” が dword:00000001 に設定されました。

まとめ

・ドメイン参加してる端末には表示されない
・「今後、このメッセージを表示しない」をクリックすれば二度と表示されない
・WORKGROUPで一度も表示させたくないならレジストリを設定すればよい

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