もうすぐOffice2010・2013・2016からOffice365へ接続できなくなる
忘れてしまった人が結構いると思いますが、あと1年を切りました。
2020年10月13日より Office 2010、Office 2013、Office 2016 から企業向け Office 365 へ接続できなくなります。
(2020/8/18) Office 2016の接続期限が2023年10月まで延長されています。
Microsoftのアナウンス
2年以上前の2017年4月20日に Microsoft がアナウンスしています。
2020年10月13日より、Office 365 サービスへの接続に Office 365 ProPlus またはメインストリームサポート中のオンプレミス版 Office が必要になります。
Office 2016からOffice 365サービスへの接続期限を延長
その後、Office 2016の接続期限が2023年10月まで延長されました。
クラウドに完全移行してもらえるよう時間的猶予を広げ、以前発表したポリシーを若干修正し、Office 2016からOffice 365のサービスへの接続を2023年10月までサポートする
オンプレミス版Officeの製品ライフサイクル
製品名 | ライフサイクルの開始日 | メインストリームサポートの終了日 | 延長サポートの終了日 |
Office 2010 | 2013/07/23 | 2015/10/13 (終了) | 2020/10/13 |
Office 2013 | 2014/02/25 | 2018/04/10 (終了) | 2023/04/11 |
Office 2016 | 2015/09/22 | 2020/10/13 | 2025/10/14 |
Office 2019 | 2018/09/24 | 2023/10/10 | 2025/10/14 |
2020/10/13で Office 2016 のメインストリームサポートが切れます。
それ以降 Office 365 に接続できるオンプレミス版 Office は、Office 2019 のみということになります。
Office365サービスに接続しないなら問題なし
Word や Excel など Office 365 に接続しないクライアントの使用や、オンプレミスのExchangeサーバーを立てている場合は、特に影響はありません。
企業向け Office 365 サービスにのみ適用: オンプレミス版 Office クライアント、オンプレミス サーバーに接続するオンプレミス版 Office クライアント、一般ユーザー向けサービスのシステム要件やサポート ポリシーについては、今回の更新では変更されません。
早めにOffice 365へ
Office 2010
Office 2010 は同じタイミングで延長サポートが切れます。サポート切れの状態で使い続けることは非常にリスキーです。
Office 2013、Office 2016
延長サポート期間に入った Office に対しては、セキュリティ更新プログラムのみ提供されます。
延長サポートが終了するまで使い続けることは可能ですが、いずれ Office 365 に移行しなければなりません。
既存のプログラムやマクロの移行や検証は予想以上に時間も労力もかかるものです。今のうちに準備を進めておくことをおすすめします。