Chrome OSがAndroidに統合されるってどういうこと?
モバイル向けOS「Android」とPC向け「Chrome OS」が統合されるという情報が入ってきました!
これはいったいどういうことなのでしょうか?詳しく解説していきます。
Chrome OSとAndroidってなに?
まず初めに、Chrome OSとAndroidとは何なのかについて簡単に触れていきます。
「Chrome OS」とはウェブブラウザをベースにしたウェブ主導向けのOSでChromebookなどに搭載されています。Chrome OSのシェアは3%と低いものになっているため、触ったことのない方が多いのではないでしょうか。
ちなみに弊社では昨年法人向けのChromebookをいち早く導入しました。Chromebookについての記事は以下のリンクから飛べますので、確認してみてください。
「Androd」はスマートフォンやタブレット端末で広く使われているモバイル向けOSで、スマートフォン市場で8割以上のシェアを占めています。
この2つのOSを統合するとのことですが、これにはいったいどのような狙いがあるのでしょうか?
統合するってどういうこと?
WSJ(ウォール・ストリート・ジャパン)という国際的な影響力を持つ日刊経済新聞が報じた内容によると、「GoogleはAndroidにChrome OSを統合する」とのこと。Googleがこれまで培ってきたChrome OSの機能などをAndroidに統合し、PC端末も動作させることが出来るAndroid OSとして2017年にリリースする予定です。
Chrome OSやChromeが完全になくなるわけではなく、Chrome OSはオープンソースのOSプロジェクトとして今度も継続されるということだそう。また、インターネットブラウザとしてのChromeはその名称を保持し、Chromebookは新OSのリリースに合わせて新しい名称がつけられるそうです。
統合するメリットとしては以下のようなものがあります。
- 2種類のOSを開発、メンテナンスする作業の合理化
- Androidが多様なデバイスで動作できる
開発する人は一つのアプリを開発するだけで、幅広い端末に対応できるという大きなメリットになりそうですね!
最後に
どうなるのかの行方が気になるニュースです。
まだ確定の情報ではないということですので、今後のGoogleからの正式発表を待ちましょう!