[超重要]MECM/SCCM HTTP onlyは非推奨に!2022年10月31日以降のバージョンからはサポート外で削除
2021年3月2日、MicrosoftはMECMで非推奨となる機能をアナウンスし、HTTP onlyのクライアント通信が非推奨となりました。
2022年10月31日以降にリリースされるバージョンからはHTTP onlyはサポート外となり削除されるようです。
HTTP onlyのクライアント通信は非推奨
- HTTP onlyのクライアント通信を非推奨とする。HTTPSまたは拡張HTTPを有効にすることでより安全な通信方法にする。
- 2022年10月31日以降にリリースされるMECMではHTTP onlyはサポート対象外となり削除される。
つまりHTTP onlyのMECMは前提条件のチェックで弾かれるので、2022年10月31日以降にリリースされるMECMのバージョンにはアップデートできないということを示しています。
今後の対応方法
新規にMECM環境を構築する場合
HTTP onlyで構築されたサイトサーバーを、HTTPS/拡張HTTPに変更することができずに作り直しとなる可能性が高いです。
将来アップデートできなくなることを考えると、HTTPS/拡張HTTPで構築すべきです。
導入済のMECMの場合
2022年10月31日までにHTTPS/拡張HTTPにする必要はありませんが、いずれHTTPS/拡張HTTPでサイトサーバーを作り直すことになる可能性が高いです。
今のうちに計画を立てた方がよいと思います。
最後に
今回のアナウンスは非常に重要で、全てのMECMサーバーに影響を与えるものです。
今後、HTTPS化に関する問い合わせがかなり増えると思います。
お問い合わせはお早めに!