新卒がはじめてサーバを組み立ててみた~CPU・CPUクーラーの設置~
CPUとは人の部位に言い換えるならば、脳にあたる部分です。壊れやすいものなのでCPUをマザーボードに装着する際、慎重に扱う必要があります。
今回はマザーボードにCPUとCPUクーラーを取り付ける方法について解説します。この2つを取り付ける際に気をつけたことも合わせて紹介していきますね。
CPUをマザーボードに装着してみよう
今回CPUはXeon E5-2630 v3 、マザーボードはX99-Deluxeを取り付けます。
CPUを取り扱うときは丁寧に扱うことはもちろんのこと、以下の注意点を守る必要があります
- マザーボードに付いているCPUソケットの保護カバーは外す
- CPUの向きを気をつける
- CPUソケットは蓋をしてからロックする
- 帯電防止手袋を必ずつけること
それでは取り付けてみましょう。一部写真を撮り忘れてしまいました。申し訳ありません。
▼まずはソケットのレバーを外してロックを解除します。レバーは下記の矢印の部分です。
▼次にCPUを取り付けます。CPUの凹凸の部分を確認しながら、ぴったり当てはまる方が正解です。押しこむ必要は全くありません。文字は矢印の方向に向いているはずです。
最後にCPUソケットで保護をします。まずはソケットの蓋を下に下ろしきってから、レバーで固定をしましょう。この手順が逆になるとCPUを壊す可能性もあるので注意してください。
これでCPUはマザーボードに取り付けられます。とりあえず違和感があれば、すぐに外してください。手順はこれだけなので、案外簡単に取り付けられますよ!
CPUクーラーを取り付けよう
今回CPUクーラーは「ZALMAN RESERATOR3MAX」を取り付けます。CPUクーラーを取り付ける時には、以下のことを気をつけてください。
- 必ずCPUにグリスをつけること
- CPUクーラーを取り付ける際、コードの向きを気をつけること
2つ目の注意点については配線が天井側、つまりマザーボードの外側に向ける必要があります。
▼まずはマザーボードを取り付ける金具を取り付けます。CPUソケットに対応している金具をつけます。今回はLGA 2011-3ですが、LGA-2011と互換性があるので対応している金具をつけます。アングル悪くて申し訳ありません…。
▼CPUクーラーをつける前にグリスを塗ります。だいたい米粒1つくらいの量で十分です。全体に塗るときは、手で塗らずにヘラか何かで塗ってください。
▼それではCPUクーラーを取り付けます。LGA-2011の場合は取り付けが簡単で。矢印の4箇所にネジを付けるだけで装着できます。
▼CPUクーラーを取り付けました。この時、クーラーのコードが外側を向いているか必ず確認してください。
ネジや部品が大量に余りますが、特に問題はありません。
終わりに
今回はCPUクーラーをを取り付けるところまで解説しました。精密機器といえども、ちゃんと順序に従えば簡単に装着できます!
無理をして装着する時は何か間違いがあるので、その場合はもう一度手順を確認してみてください。