新卒がはじめてサーバを組み立ててみた~準備編~
仕事で初めてサーバを組み立てることになりました。私はいままでサーバを立てる経験がなかったので、今回勉強させていただきました。
備忘録としてサーバ構築について紹介していきます。
今回は使用するパーツについて軽く紹介をしていこうと思います。サーバ構築の際、何かの手助けになればと思います!
今回の定義
今回サーバを組み立てるに当たって、以下のような要件を満たす必要がありました。
- Webサーバを主な機能として組立てる
- 案件上一度もストップをすることがない安定性
- サーバ内でデータ変換を一度で大量にできる程の高機能性
…などなど。
こうなると普段のサーバより高機能かつ安定性が重要になってきます。というわけで通常よりも高価で高性能なサーバを今回は作ってみることになりました。
用意したもの
Intel Xeon E5-2630 v3(CPU)
今回の目玉その1。予算を飛び出ない範囲で、コア数を減らさないCPUを今回は選択しました。規格が対応しているマザーボードが少ないのは残念ですね。
ASUS X99-Deluxe
まさに何でもアリのマザーボードです。もう一つのX99シリーズはサーバ用なのですが、X99-DeluxeもXeonに対応してなお多機能なので今回はこちらを選定。ただグラフィックボードを搭載していないのが痛いところです。
東芝 MQ02ABD100H(HDD)
今回の目玉その2。大容量+高スピードである「SSHD」規格を導入しました。価格も1TBで1万円くらいなので、かなりコストを抑えることができました。安全性の問題でRAID10を組むので今回は4台購入しました。
Crucial CT4K8G4RFS4213 [DDR4 PC4-17000 8GB 4枚組 ECC Registered](メモリ)
メモリによって処理速度が左右されますので、今回は大容量のメモリを選択しました。このメモリはECCにも対応しているので、安全性もバッチリだと思います。
CORSAIR CS750M (電源)
電源は電源容量が750Wと大容量でゴールド基準のCORSAIR CS750Mを用意。これなら電源関連の事故は起こらないと思われます。
ZALMAN Reserator 3 Max(CPUファン)
今回は水冷式のCPUファンを購入しました。水冷式だと温度がかなり下がるので熱暴走の可能性を大幅に下げることができます!
ZALMAN Z3plus(ケース)
ケースはATX対応して、なおかつ通気性のいいものを選定。なんと4つのファンがついています。お値段は据え置き価格でした。購入した色が白なので、ガンダムっぽい見た目になっちゃいましたね。
終わりに
それにしてもこんなにハイスペックなサーバを組み立てるなんて貴重な経験です!
順次サーバ構築について紹介していきますね。
次回はマザーボードにCPUクーラをつけるところまで紹介していきますのでお楽しみに!