あなたの会社は大丈夫!?失敗しないSCCM構築とは?

SCCM
あなたの会社は大丈夫? アーザスが教えたい失敗しないSCCM構築とは?

これまでいろいろな SCCM の構築や運用をしてきたアーザスですが、
「ここのSCCMは構築する前に設計でもう少しこうした方がよかったな・・・」
と思うことが多々ありました。

これから構築される SCCM や、もう構築してしまった SCCM について
・どうすればよかったのか?
・どうすればよいのか?
の参考になればと思い、この記事を書いてみることにしました。

中央管理サイトを作る前に!本当にプライマリサイトは複数必要!?

中央管理サイトは、プライマリサイトを複数つくる場合に必要になります。

当然ながら余計にコストがかかる

中央管理サイトはそれなりのスペックを必要としますので、ハードウェアのランニングを含めコストがかかります。気楽に作るようなものではありませんね。

コスト

プライマリサイト(セカンダリ)は本当に複数必要なの!?

そもそも「プライマリサイトが複数必要だ!」という前提が本当に正しいのかどうかを慎重に検討する必要があります。

どういった場合にプライマリサイトが複数必要になるか考えてみました。

プライマリサイトが複数必要ということはそれぞれのサイトで別々のSCCM運用が成り立っているということです。

つまり

サイト間はまったく運用の関係性は無いが、全社的な方針で中央管理が必要で特別な事態の場合に、配信対応する必要がある

といったケースで中央管理を設置する運用が想定できます。

具体的な例としては、海外に複数拠点がある場合はプライマリサイトが複数必要になるかもしれません。
中央管理サイト

プライマリサイトが複数ある落とし穴とは

海外拠点ではなく国内拠点が複数ある場合にも、複数プライマリサイトを立てれば良いと考えるかもしれませんが、実はプライマリサイトを複数立てると面倒なことがおこります。

具体的には以下ような場合な不都合がおこります。

サイトを移動する

あるX拠点ではAという端末にPというサイトコードが割り当たったとします。また別の拠点Y拠点ではBという端末にQというサイトコードが割り当たったとします。
国内の拠点でX拠点のA端末を持っている人がY拠点に移動になったとします。端末が移動になったのでY拠点の人はA端末とB端末両方に配信する必要があります。

そのため管理コンソール上からQというサイトコードがある端末軍に配信をかけようとしますが、当然PというサイトコードのA端末はY拠点の人は端末が存在しないため配信できなくなってしまいます。

すべてのコレクションの中にはAという端末があるかもしれませんが、権限を絞っている場合は表示できないケースが出てしまいます。

このようにサイト間を移動する際にサイトコードを変更する必要が出てしまうので十分に考慮する必要があります。

配布ポイントが多すぎる

配布ポイントが多すぎるケースもあります。配布ポイントは簡単に設置できますが、設置した後の管理が大変になるケースもあります。

ブランチキャッシュやピアキャッシュなどの方法も選択肢の一つとしてあるので費用対効果を考えながら構築する方が良いです。

また配布ポイントをデータセンターなどに設置し、ネットワークを強化するのも選択肢の一つだと思います。

(P.S.) SCCMの驚いた使い方

驚いた

SCCM には資産管理機能がありますが、SCCM の資産管理だけでは機能不足していると思います。具体的にはユーザが使っているソフトウェアの数などのライセンス機能が充実しているともっと便利になると思います。

SCCMにはソフトウェアメータリングという機能がありますが・・・

そんな中、ソフトウェアの配信と併せてソフトウェアのライセンス管理を同時にするということを行っているお客様がいらっしゃいました。これには非常に驚かされました。どんな風に実現されているのかとってもに気になりますよね。

最後に

SCCM は非常に優秀なツールですが、構築後の運用要件をきちんと想定しないと運用がうまくいかないことが多々あります。

もしこれから SCCM を構築するもしくは SCCM 運用をするなどお困りのことがあればアーザスにご相談下さい。