Windows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5029247」不具合情報まとめ

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Windows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5029247」不具合情報まとめ

累積更新プログラムには不具合修正や追加機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。

この記事では2023年8月8日(現地時間)にリリースされたWindows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5029247」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。

(2023/8/16更新)イベントIDにDefender Advanced Threat Protectionサービスが表示されない

情報ソース

Windows Server 2019向け累積更新プログラム「KB5029247」不具合情報まとめの主な更新内容

ユーザー報告されている不具合・脆弱性

イベントIDにDefender Advanced Threat Protectionサービスが表示されない

この更新プログラムをインストール後、一部環境でイベントIDにDefender Advanced Threat Protection サービス(Defender for Endpoint Server)が表示されなくなる場合があります。

Redditのユーザー調査によると、サービスは削除されておらず、「Sense」という名前に変更されていたとのこと。

回避策

ユーザーによると、この更新プログラムをアンインストールすると元の表示に戻ったとのことです。

▼アンインストール方法はこちらを参照して下さい。

既知の不具合

エラー

クラスターサービスの起動に失敗する

KB5001342以降をインストールした後、クラスターネットワークドライバーが見つからないため、クラスターサービスの起動に失敗する可能性があります。

この問題は、このサービスで使用されるPnPクラスドライバーの更新が原因で発生します。

この問題の詳細についてはKB5003571を参照してください。

回避策

この不具合を修正するフェールオーバークラスターネットワークドライバーがデバイス再起動後、20 分以内に作成が完了します。

この問題はこれ以降の再起動では再発しません。

8月の累積更新プログラム一覧

過去のWindows Server 2019累積更新プログラム不具合

>>過去のWindows Server 2019累積更新プログラム不具合はこちら<<

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