Windows Server 2012 R2向け累積更新プログラム「KB5009624」不具合情報まとめ

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Windows Server 2012 R2向け累積更新プログラム「KB5009624」不具合情報まとめ

累積更新プログラムには不具合修正や追加機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。

この記事では2022年1月11日(現地時間)にリリースされたWindows Server 2012 R2向け累積更新プログラム「KB5009624」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。

(2022/3/1更新)1月以降の更新プログラムで特定のアプリ・デバイスがNetlogonで保護されたチャネルを作成できない/ドメイン参加時に問題が発生する不具合
(2022/2/8更新)1月の.NET Framework累積に不具合 AD情報取得時にアプリが開かない、0xc0000005エラー
(2022/1/18更新)不具合を修正する定例外更新プログラムがリリース
(2022/1/13更新)1月の累積更新プログラムでDCが再起動ループする、Hyper-Vが起動しない不具合
(2022/1/13更新)Windows Resilient File System(ReFS)ボリュームにアクセスできない不具合

情報ソース

Windows Server 2012 R2向け累積更新プログラム「KB5009624」の主な更新内容

ユーザー報告されている不具合・脆弱性

随時更新予定です。

既知の不具合

エラー

1月以降の更新プログラムで特定のアプリ・デバイスがNetlogonで保護されたチャネルを作成できない/ドメイン参加時に問題が発生する不具合

2022年1月以降の更新プログラムを読み取り専用ドメインコントローラー(RODC)、または合成RODCマシンアカウントにインストールした場合、特定のアプリまたはデバイスがNetlogonのセキュリティで保護されたチャネルを作成できない不具合が確認されています。

影響を受けるアプリや「Riverbed SteelHead WAN Optimizers」などのデバイスでは、ドメイン参加時に問題が発生したり、ドメイン参加後に制限が発生したりする場合があります。

回避策

MicrosoftとRiverbedは現在この不具合を調査中です。

影響を受けるデバイスの場合、Netlogonで保護されたチャネルを作成するにはRODCアカウントと、準拠しているKRBTGTアカウントをリンクさせる必要があります。

1月の.NET Framework累積に不具合 AD情報取得時にアプリが開かない、0xc0000005エラー

Windows Resilient File System(ReFS)ボリュームにアクセスできない不具合

1月の累積更新プログラムの適用後、ReFSボリュームのアクセスに失敗したり、「RAW(フォーマットされていない)」と表示される不具合が確認されています。

回避策

▼修正プログラムがリリースされました

1月の累積更新プログラムでDCが再起動ループする、Hyper-Vが起動しない不具合

▼修正プログラムがリリースされました

▼以下の記事を参照して下さい。

CSV上にあるファイルまたはフォルダに対して名前変更を実行するとエラー「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL(0xC00000A5)」が出る不具合

回避策

この不具合は管理者権限を持たないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行した場合に発生します。

管理者権限を持つプロセスから操作を実行するか、CSVの所有権を持たないノードから操作を実行して下さい。

1月の累積更新プログラム一覧

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