[修正済]11月の累積更新プログラムで応研株式会社製会計アプリ「大臣NXシリーズ」にエラーが発生する

Windows
[不具合]11月の累積更新プログラムで一部の応研株式会社製会計アプリでエラーが発生する

2022年11月8日(現地時間)にリリースされた累積更新プログラムをインストールすると、応研株式会社製会計アプリ「大臣NXシリーズ Ver.3」実行中にエラーが発生する可能性があります。

(2022/11/21更新)この不具合を修正するアップデートでリリースされました

情報ソース

対象のOS

  • Windows 11 22H2:KB5019980
  • Windows 11 21H2:KB5019961
  • Windows 10 22H2/21H2/21H1:KB5019959
  • Windows Server 2022:KB5019081
  • Windows Server 2019:KB5019966
  • Windows Server 2016:KB5019964
  • Windows 8.1:KB5020023

不具合の対象の累積更新プログラム

症状

この更新プログラムをインストールすると、応研株式会社製会計アプリ「大臣NXシリーズ Ver.3」実行中に以下の不具合が発生する場合があるとのこと。

現在、応研株式会社はMicrosoftに対応を問い合わせており、正式な対応方法を案内するまでWindows Updateを行わないように勧告を行っています。

  • ODBCエラー
  • 「ステータスコード:37000 / ネイティブコード16909やステータスコード:00000 / ネイティブコード0」が発生する
  • 日付が昭和表示になる

大臣NXクラウドではこの不具合は発生しないとのことです。

回避策

解決方法

大臣シリーズをアップデートする

2022/11/21にリリースされた大臣アップデートでこの不具合は修正されています。

▼各バージョンのリリース情報は以下を参照

Windows Updateを実行しない

正式な対策方法が発表されるまでWindows Updateを実行しないようにしましょう。

①「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」>「詳細オプション」へ移動します。

②「更新の一時停止」をオンに設定するとWindows Updateの実行を停止させることができます。
Windows Update停止

更新プログラムをアンインストールする

既に11月の累積更新プログラムをインストールしてしまった場合、アンインストールすると不具合が解消する場合があります。

※この更新プログラムをアンインストールすると脆弱性・不具合の修正パッチが全て未適用の状態になります。

▼更新プログラムによって修正される脆弱性・不具合についてはこちらを参照して下さい。

▼アンインストール方法はこちらの記事を参照して下さい。

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