Windows Server 2022向け累積更新プログラム「KB5022842」不具合情報まとめ
累積更新プログラムには不具合修正や追加機能などが含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。
この記事では2023年2月14日(現地時間)にリリースされた累積更新プログラム「KB5022842」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。
(2023/2/24更新)「一部バージョンのVMware ESXi仮想マシンが起動しなくなる不具合」が修正
(2023/2/20更新)一部バージョンのVMware ESXi仮想マシンが起動しなくなる
情報ソース
Windows Server 2022向け累積更新プログラム「KB5022842」の主な更新内容
ユーザー報告されている不具合・脆弱性
現在不具合情報は見つかっていません。
既知の不具合
一部バージョンのVMware ESXi仮想マシンが起動しなくなる
一部バージョンのVMware ESXiで、Windows Server 2022を実行しているゲスト仮想マシン(VM)にKB5022842をインストールすると起動しなくなる可能性があります。
この不具合はVMware ESXiのバージョンが「vSphere ESXi 7.0.x以前のバージョン」で、かつ「セキュアブートが有効になっている」場合に影響を受けます。
回避策
この問題は2023年2月21日にリリースされたVMware ESXi 7.0 U3kで解決されました。
WSUSから更新プログラムがクライアントにダウンロードされない
一部環境で、2023年2月14日以降にリリースされた更新プログラムがWSUSサーバーにダウンロードされた後、Windows 11バージョン22H2のクライアントに反映されない場合があります。
この不具合の影響を受けるWSUSサーバーはWindows Server 2016、またはWindows Server 2019からアップグレードされたWindows Server 2022を実行しているサーバーのみです。
Microsoft Configuration Managerはこの問題の影響を受けません。
回避策
WSUSサーバーに「.msuタイプ」および「.wim MIMEタイプ」を追加することで対処可能とのことです。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
2月の累積更新プログラム一覧
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