Windows Server 2016向け累積更新プログラム「KB5010359」不具合情報まとめ

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Windows Server 2016向け累積更新プログラム「KB5010359」不具合情報まとめ

累積更新プログラムには不具合修正や追加機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。

この記事では2022年2月8日(現地時間)にリリースされた累積更新プログラム「KB5010359」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。

(2022/3/31更新)1月11日以降の更新プログラムでDNS名前解決が失敗する不具合
(2022/3/1更新)1月以降の更新プログラムで特定のアプリ・デバイスがNetlogonで保護されたチャネルを作成できない/ドメイン参加時に問題が発生する不具合

情報ソース

Windows Server 2016向け累積更新プログラム「KB5010359」の主な更新内容

ユーザー報告されている不具合・脆弱性

随時更新予定です。

既知の不具合

エラー

1月11日以降の更新プログラムでDNS名前解決が失敗する不具合

1月11日以降にリリースされた更新プログラムをDNSサーバーにインストール後、DNSスタブゾーンが正しく読み込まれず、DNS名前解決が失敗する不具合が確認されています。

回避策1

この問題はKnown Issue Rollback(KIR)を使用して解決されています。

回避策2

すでにこの不具合が発生している場合は、2つの特別なグループポリシーをインストールして構成することで問題を解決できます。

特別なグループポリシーと構成方法についてはこちらを参照して下さい。

1月以降の更新プログラムで特定のアプリ・デバイスがNetlogonで保護されたチャネルを作成できない/ドメイン参加時に問題が発生する不具合

2022年1月以降の更新プログラムを読み取り専用ドメインコントローラー(RODC)、または合成RODCマシンアカウントにインストールした場合、特定のアプリまたはデバイスがNetlogonのセキュリティで保護されたチャネルを作成できない不具合が確認されています。

影響を受けるアプリや「Riverbed SteelHead WAN Optimizers」などのデバイスでは、ドメイン参加時に問題が発生したり、ドメイン参加後に制限が発生したりする場合があります。

回避策

MicrosoftとRiverbedは現在この不具合を調査中です。

影響を受けるデバイスの場合、Netlogonで保護されたチャネルを作成するにはRODCアカウントと、準拠しているKRBTGTアカウントをリンクさせる必要があります。

Active Directoryフォレストの信頼情報を取得または設定するアプリが開かない、0xc0000005エラーが発生する不具合

2月の累積更新プログラム一覧

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