Windows Server 2012 R2向け累積更新プログラム「KB5010419」不具合情報まとめ

Windows

累積更新プログラムには不具合修正や追加機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。

この記事では2022年2月8日(現地時間)にリリースされたWindows Server 2012 R2向け累積更新プログラム「KB5010419」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。

(2022/3/1更新)1月以降の更新プログラムで特定のアプリ・デバイスがNetlogonで保護されたチャネルを作成できない/ドメイン参加時に問題が発生する不具合

情報ソース

Windows Server 2012 R2向け累積更新プログラム「KB5010419」の主な更新内容

ユーザー報告されている不具合・脆弱性

随時更新予定です。

既知の不具合

エラー

1月以降の更新プログラムで特定のアプリ・デバイスがNetlogonで保護されたチャネルを作成できない/ドメイン参加時に問題が発生する不具合

2022年1月以降の更新プログラムを読み取り専用ドメインコントローラー(RODC)、または合成RODCマシンアカウントにインストールした場合、特定のアプリまたはデバイスがNetlogonのセキュリティで保護されたチャネルを作成できない不具合が確認されています。

影響を受けるアプリや「Riverbed SteelHead WAN Optimizers」などのデバイスでは、ドメイン参加時に問題が発生したり、ドメイン参加後に制限が発生したりする場合があります。

回避策

MicrosoftとRiverbedは現在この不具合を調査中です。

影響を受けるデバイスの場合、Netlogonで保護されたチャネルを作成するにはRODCアカウントと、準拠しているKRBTGTアカウントをリンクさせる必要があります。

Active Directoryフォレストの信頼情報を取得または設定するアプリが開かない、0xc0000005エラーが発生する不具合

CSV上にあるファイルまたはフォルダに対して名前変更を実行するとエラー「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL(0xC00000A5)」が出る不具合

回避策

この不具合は管理者権限を持たないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行した場合に発生します。

管理者権限を持つプロセスから操作を実行するか、CSVの所有権を持たないノードから操作を実行して下さい。

2月の累積更新プログラム一覧

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