次期Windows10(19H1)は無変換・変換でIMEオン・オフできるようになりそう!今のうちに慣れておこう
既にご存知の方も多いと思いますが、2019年上半期にリリースされる予定の次期 Windows 10(19H1) では、「無変換」「変換」キーでIMEオン・オフできるようになりそうです。
今までは「半角/全角」キーでIMEのオン・オフが切り替わる不自然なトグル方式でしたが、ようやくといったところです。
とっても便利ですので、今のうちに慣れておきましょう。
ようやく「無変換」「変換」キーでIMEをオン・オフできるように!
次期 Windows 10(19H1) では「無変換」キーでIMEを無効に、「変換」キーでIMEを有効に切り替えられるようになる見込みです。
Mac のJISキーボードの「英数」「かな」と同じですね。
「半角/全角」のトグル方式では、現在オフなのかオンなのかによってキーを押した時にどうなるかが変わってしまいます。
日本語に切り替えるべ
↓
キーを押す
↓
あ、もう日本語入力だったわ
↓
再度キーを押して元に戻す
というムダな操作が起こります。
その点「無変換」「変換」キーはまんまですので直感的に分かります。
設定画面はこんな感じ
▼次期Windows 10ではこんなふうに簡単に設定できます
「無変換」「変換」でのIMEオン・オフがデフォルトになるかは未定
現在、次期 Windows 10 の Insider Preview がテストされています。
簡単に言うと、テスト参加者が次期 Windows 10 の最新ビルドを使い、結果を Microsoft にフィードバックしています。
フィードバックを分析した結果「無変換」「変換」を使っている人が多かったということで、ビルド18305では「無変換」「変換」キーでのIME切り替えがデフォルトで有効となっていました。
▼リンク切れです
ちなみに現時点(2019/1/18)ではビルド18317がリリースされていますが、デフォルトは無効です。リリース版のデフォルトがどちらになるかはまだまだ分からないです。
「半角/全角」でのIMEオン・オフは無くなるの?
最新ビルド(ビルド18317)では、今までどおり「半角/全角」でIMEオン・オフできます。
普通に考えて無くすのはデメリットだけですし、「半角/全角」はこのまま残るでしょう。あくまで切り替え方法が増えただけだと考えて良さそうです。
Fast RingとSlow Ring
Windows Insider Program では、Fast RingとSlow Ringのどちらをダウンロードするか選択することができます。
・Fast Ring
安定してないけど、いち早く新しい機能が使えるビルド。
・Slow Ring
ある程度安定してるけど、新しい機能が使えるまでちょっと時間がかかるビルド。
ただ、Slow Ringには Windows 10(19H1) のビルドは落ちてきていないようです。Slow Ringがまだ機能していないのかもしれませんが・・・。
いずれにしろどっちも普段使うようなものではありませんので、使えなくなっても困らないPCにインストールしましょう。ちょっと触るぐらいなら仮想でいいかも。
今でも「無変換」「変換」を使えるのでやってみよう!
キーバインドを変えるソフトウェアをインストールするのも一つの手ですが、標準機能でも変えることができます。
Microsoft IME
▼IMEのタスクトレイを右クリック → プロパティ
▼「詳細設定」をクリック
▼「Microsoft IME」を選択 → 「変更」をクリック
▼無変換の「入力/変換済み文字なし」列をダブルクリック
▼「IME-オフ」に変更
▼変換の「入力/変換済み文字なし」列を「IME-オン」に変更
これで「無変換」「変換」キーで切り替えられるようになりました。
▼戻したい場合は「ユーザー定義」を「Microsoft IME」に変更するだけ
キーを変更すると「ユーザー定義」として設定されるのです。
他のIME
「Google日本語」や「ATOK」のようなIMEをお使いの場合でも、同じように設定ができます。
見れば何となく分かると思いますので是非やってみてください。
Microsoft IMEのように元に戻すのも容易です。
最後に
「無変換」「変換」キーでのIMEオン・オフはとても快適です。
どうして Windows は不便なまま放置しているんだろう?と思っていましたが、ようやく実現することになりそうです。
IMEの設定を変えて今のうちに慣れておくことをオススメします。