[対策あり]Windows 10 2004にVPNなどでWindows資格情報が機能しない不具合
「Windows Latest」によると、Windows 10 2004にWindows資格情報が機能しない不具合があるようです。
Windows資格情報が機能しない場合、認証情報が保存されないため、何度もサインインしなければなりません。
Windows資格情報に不具合
「Windows資格情報」は、ログインユーザー名とパスワードを保存する機能で、ずっと昔からあります。
ChromeやEdge、Windowsアプリケーション、ファイルサーバー、VPNなど、様々なところで使用されています。一度ログインすると次回からログイン不要となるのは、この機能のおかげです。
主な不具合
- Outlook、Acrobat、Lastpass拡張機能が、繰り返しログインを要求する。
- Microsoft Edge、Google Chrome、OneDriveが繰り返しログインを要求する。
- 設定アプリが定期的にログインを要求する。
- [Windowsのログオン名とパスワードを自動的に使う]が有効になっている場合でも、VPN接続で資格情報の入力を求められる。
Windowsがさまざまなアプリの資格情報を保存できない状態になっているようです。
解決方法
その1
MicrosoftアカウントをWindowsに再接続すると問題が解決する可能性があります。
- 「アカウント情報」を検索します。
- 「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」をクリックします。
- ローカルアカウントでサインインしたら、Windowsを再起動します。
- [アカウント情報]設定に戻り、Microsoftアカウントに再接続します。
その2
Windowsのシステムファイルのチェックと自動修復を行う方法です。
「コマンドプロンプト」を管理者権限で起動し、以下のコマンド実行します。
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow
最後に
Microsoftはこの不具合を認識していますが、いつ修正プログラムがリリースされるかは未定です。
2つの方法でも問題が解消しない場合は、Windows 10 1909以前に戻すことを考えた方がよいかもしれません。