Windows 10 22H2向け累積更新プログラム「KB5028166」不具合情報まとめ
累積更新プログラムには不具合修正や追加機能などが含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。
この記事では2023年7月11日(現地時間)にリリースされた累積更新プログラム「KB5028166」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。
(2023/7/19更新)Wi-Fiをはじめとしたインターネット接続に失敗する
情報ソース
Windows 10 22H2向け累積更新プログラム「KB5028166」の主な更新内容
ユーザー報告されている不具合・脆弱性
7月の累積的更新プログラムでドメインコントローラーにリモート接続できない不具合
Wi-Fiをはじめとしたインターネット接続に失敗する
一部環境で、この更新プログラムをインストール後、Wi-Fiをはじめとしたインターネットに接続できなくなる不具合が報告されています。
この不具合は、無線LAN接続、有線LAN接続両方で報告されているとのこと。
回避策
この更新プログラムをアンインストールすると解消される場合があります。
▼詳しくは以下の記事を参照してください。
既知の不具合
Microsoft Edgeの不具合
カスタムオフラインメディアや、WindowsカスタムISOイメージから作成されたWindowsインストールを使用しているデバイスは、この更新プログラムによってレガシーMicrosoft Edgeが削除されている可能性があります。この不具合は、2021年3月29日以降にリリースされたサービススタック更新プログラム(SSU)を最初にインストールせずに、カスタム オフライン メディアまたは ISO イメージが作成された場合にのみ発生します。新しい Microsoft Edgeに自動的に置き換えはされません。
この不具合の回避策
2021年3月29日以降にリリースされたサービススタック更新プログラム(SSU)をカスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージに適用する必要があります。
①下記のコマンドでmsuファイルからcabファイルを抽出します。
KB5000842以外を使用する場合は、コマンドの該当箇所に別の累積更新プログラムを置き換えてから実行してください。
expand Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <保存先のパス>
② 下記のコマンドで①で抽出したcabファイルからSSUを抽出します。
expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <保存先のパス>
③SSUのcabファイル『SSU-19041.903-x64.cab』が保存先のパスに作成されます。このファイルをイメージスリップストリームした後、累積更新プログラムを適用して下さい。
7月の累積更新プログラム一覧
過去のWindows 10累積更新プログラム
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Windows 10バージョン22H2不具合まとめ
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