[Microsoft 365 Apps]Outlookの添付ファイル保存が遅い不具合

不具合・障害
[Microsoft 365 Apps]Outlookの添付ファイル保存が遅い不具合

2023年7月11日にリリースされたMicrosoft 365 Appsの特定のバージョンをインストールすると、Outlookで添付ファイル保存が重くなる不具合が報告されています。

Microsoftはこの不具合を認識しており、回避策を提示しています。

情報ソース

不具合の影響を受けるバージョン

  • Current Channel 2304 (Build 16327.20214)
  • Monthly Enterprise Channel 2304 (Build 16327.20324)

不具合が確認された累積更新プログラム

不具合の詳細

不具合

Outlookが添付ファイルをデフォルトでネットワークパスに保存するように設定されている場合、「名前を付けて保存」ダイアログが読み込まれるまで、しばらくの間以下のダイアログが表示される場合があります。

outlook_filesaveslow

回避策

解決方法

WebClientサービスのスタートアップの種類を「無効」に設定する

1.「ファイル名を指定して実行」で「services.msc」を開きます。
outlook_filesaveslow-1

2.サービス一覧から「WebClient」を探し、プロパティを開きます。
outlook_filesaveslow-2

3.「スタートアップの種類」を「無効」を選択します。
outlook_filesaveslow-3

4.「サービスの状態」を「停止」に設定します。
outlook_filesaveslow-4

5.最後に「適用」>「OK」をクリックして完了です。

あくまでも緊急的な回避策のため、不具合が修正されたら今回実施したWebClientの設定を元に戻しておくことをおすすめします。

以前のバージョンにロールバックする

詳しい方法は以下リンク先を参照してください。