[Microsoft 365アプリ]2022年8月の半期/月次チャネル更新プログラム公開!
2022年8月9日(現地時間)、MicrosoftからMicrosoft 365 Appsの更新プログラム(セキュリティ更新プログラム、機能の更新プログラムを含む)が公開されました。
今月は以下の重要度「Important」の脆弱性3件CVE-2022-33631/CVE-2022-35742/CVE-2022-34717の修正パッチが含まれています。
記事の対象チャネル
- 月次エンタープライズチャネル
- 半期エンタープライズチャネル
更新プログラムの入手先
以下のチャネルから入手できます。
- WSUS・MECM(SCCM)
- Microsoft 365 Appsデプロイツール
- Microsoft 365 Appsポータル
8月のセキュリティ更新内容
以下の重要度「Important」脆弱性3件が修正されています。
・Microsoft Excel のセキュリティ機能バイパスの脆弱性(CVE-2022-33631)
・Microsoft Outlook サービス拒否の脆弱性(CVE-2022-35742)
・Microsoft Office のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2022-34717)
半期エンタープライズチャネル
バージョン 2102
セキュリティ更新プログラム
セキュリティ更新内容を参照して下さい。
バージョン 2108
セキュリティ更新プログラム
セキュリティ更新内容を参照して下さい。
Excel
UIオートメーションを使用し、多くの非表示の行や列を含む大規模なデータセットを処理すると、パフォーマンスが低下したりフリーズする問題を修正
バージョン 2202
セキュリティ更新プログラム
セキュリティ更新内容を参照して下さい。
Excel
ファイルに既にラベルがある場合でも、必須の機密ラベルが必要であることを示すメッセージ バーが Excel に表示される問題を修正
Outlook
・共有フォルダーや予定表での同期の停止、配信済みメッセージの NDR の受信などの症状を引き起こすプロファイル破損の問題を経験する問題を修正
・ユーザーが会議室のメールボックスを予定表に追加できない問題を修正
PowerPoint
場所への参照を使用するときに、名前を付けて保存するために必須の機密ラベルが必要ない問題を修正
Word
番号付きリストをコピーして貼り付けると、適切な番号が付けられない可能性がある問題を修正
月次エンタープライズチャネル
バージョン 2205
セキュリティ更新プログラム
セキュリティ更新内容を参照して下さい。
バージョン 2206
セキュリティ更新プログラム
セキュリティ更新内容を参照して下さい。
Excel
◆【機能の更新】
・条件付き書式ルールの不要な断片化の削減
・リソースに制約のあるデバイスでの最適化されたExcel再計算
◆【改善点】
・数式バーの視覚的な不具合を修正
・大規模な XML データ ソースから Power Query を使用してデータを更新しようとすると、エラーが発生する可能性がある問題を修正
・フリーズ ペインが有効になっているときに Excel が予想外に大量の CPU を使用する可能性がある問題を修正
・フォントを操作しているときにアプリが予期せず終了する問題を修正
Word
◆【機能の更新】
最新のコメントによるコラボレーションの向上
Outlook
◆【機能の更新】
・Outlookに提案された3パターンの応答メッセージが使用可能に
・提案された返信をオフ可能に
Access
◆【改善点】
ACCDE/MDEファイルが開けなくなる問題を修正
OneNote
◆【改善点】
・アプリが予期せず終了する原因となっていた問題を修正
PowerPoint
◆【改善点】
・場所への参照を使用するときに、名前を付けて保存するために必須の機密ラベルが必要ない問題を修正
・他のユーザーとの共同編集中にドキュメントの機密ラベルを変更すると、選択した機密ラベルが失われる可能性がある問題を修正
Visio
◆【改善点】
ズームインとズームアウトを繰り返すとアプリケーションが応答しなくなるという Visio の問題を修正
Officeスイート
◆【機能の更新】
Office の作成物にSketchUp ファイルを追加
◆【改善点】
OneDrive または SharePoint から Word、Excel、または PowerPoint ドキュメントを開くと予期せず終了する多くのケースに対処する問題を修正
先月のMicrosoft 365 Apps更新プログラム
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