[Windows Server]12月の累積更新プログラムでHyper-Vの不具合&修正する更新プログラムが定例外でリリース!
Hyper-VホストPCに12月の累積更新プログラムをインストールすると、新しいネットワークアダプターの作成をはじめとしたワークフローでエラーが発生する場合があります。
この不具合は12月の累積更新プログラムリリース当初からMicrosoftに認識されていましたが、2022年12月20日にこの不具合を修正する更新プログラムが定例外でリリースされました。
情報ソース
不具合が確認された更新プログラム
対象環境
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
症状
SDN構成のSystem Center Virtual Machine Manager(VMM)によって管理されるHyper-VホストPCに12月13日(現地時間)にリリースされた累積更新プログラムをインストールすると、VMネットワークに参加する新しいネットワークアダプターの作成時をはじめとしたワークフローでエラーが発生する場合があります。
既存のネットワーク アダプタを備えた既存のVMではこの不具合は発生しません。
この不具合の影響を受けると、以下のエラーメッセージが表示される場合があります。
▼新しい仮想マシン(VM)を作成するか、既存の仮想マシンで新しいネットワークアダプター作成時
「(vmName) はデバイス ‘Ethernet 接続を変更できませんでした」
▼ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)ソフトウェア ロード バランサーサービス
「(SLBVMName) はデバイス ‘イーサネット接続’ エラーを変更できませんでした」
▼SDN RASゲートウェイサービス
「(GatewayVMName)はデバイス ‘Ethernet 接続’ エラーを変更できませんでした」
回避策
2022年12月20日にこの不具合を修正する更新プログラムがリリースされています。
※Windows Updateからは入手できません。Microsoftカタログからのみダウンロード可能です。
この更新プログラムには12月の累積更新プログラムが含まれています。
Windows Server 2022
・KB5022553
▼ダウンロード
Windows Server 2019
・KB5022554
▼ダウンロード
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