フリーアドレスを導入してみた!メリットとデメリット教えます
フリーアドレスとは、会社内で固定席をもたずに空いている席で仕事をする仕組みです。
アーザスでは今年1月に新たに銀座サテライトオフィスができたので、フリーアドレスを導入してみました。
一般的には賛否両論ありますが、やってみないと分からないですからね。
で、実際どうだったのでしょう?
環境とルール
環境
▼こんな感じで12席あります。
常にいる人が3名、週2・3回が2名で、あとは数名がたまにいます。かなりの少人数です。
決めたルール
こんなルールにしました。
- 収納スペースからノートPCを取り出し、好きな座席で仕事をする。
- 帰宅時にはPCを片付けて帰る。
- 鞄などで座席を占領しない。
- ペーパーレスで仕事を行う。
一般的に言われているメリット・デメリットは実際のところどうだった?
メリットとして言われていること
Agree: コミュニケーションパフォーマンスが高くなる
これは確かに感じます。
普段の仕事は1人で行うのですが、たまにペアを組むことがあるので、その時は隣で作業することで効率を上げています。
チーム単位での作業をする場合は4人席のテーブルを譲ってもらうことがありますが、概ね円滑に進めることができています。
Disagree: スペースの有効活用につながる
現状では席が余っている状態ですので、メリットには感じません。
大きいオフィスではまた違うかもしれませんね。
Agree: 気分や用途に合わせて座席を変えられる
「今日は場所を変えて集中したい」「窓際で景色を見ながら作業をしたい」など、その日の気分によって席を変えられるところは、気分転換できるという点でメリットだと思います。
Agree: 環境の美化
帰宅時に周辺を片付けているので、私物やごみが散らかったままということがないため美化に繋がっています。
会議をする時にテーブルから私物をどかす必要がないので、それも便利だという印象を受けました。
デメリットとして言われていること
Neither: 集中しにくい
集中しにくい原因として、余計な音が聞こえたり、余計なものが目に入ることが挙げられます。
しかし、弊社のオフィスは元々座席に仕切りがないので差を感じません。
人によっては、私物などを置くことでプライベートな集中できる空間を作ることができないというのはデメリットかもしれません。
Agree: 固定の場所になりがち
確かに、私もほぼ同じ席に座っています。
そのため、いつもと別の席に座ることを遠慮したり、良い場所をいつも取られていると感じるかもしれません。
個人同士の問題となるので若手は解決しづらいかも。リーダーなどが気付いてシャッフルを促すといいでしょうね。
Disagree: 常にチームで固まっているわけではない
オフィスが広ければ朝礼やチームでの情報共有には工夫が必要かもしれません。
この規模であれば問題なく情報連携が行えています。
導入した価値はあった?
デメリットはあまりない
片付けるのが面倒な程度です。
共同作業するときは便利
状況によって席を変えられることはメリットだと思います。
自分はこう思う
「フリーアドレス」は空いている席で仕事をします。しかしそれだけではあまり効果はないのではと思います。
フリーアドレスから一歩進んで、状況によって場所やメンバーを柔軟に変えられる環境にする方がより効果的なのではないでしょうか。弊社のサテライトオフィスは少人数でスペースも多少余っているので、そのような環境が実現しています。
読者の方々がフリーアドレスを導入する場合の参考になれば幸いです。