[MECM(SCCM)]クラウド管理ゲートウェイ(CMG)で同じ名前のストレージアカウントの作成に失敗する

Azure
[CMG]同じ名前のストレージアカウントの作成に失敗する

お客様より、MECM(SCCM)の機能のクラウド管理ゲートウェイ(CMG)を作成する際に、ストレージアカウントの作成に失敗する内容のお問い合わせをいただきました。

CMGでストレージアカウントの作成に失敗する

原因

弊社のお問い合わせにて、「クラウド管理ゲートウェイ作成時に、ストレージアカウントの作成に失敗する」とお客様よりご相談いただきました。

画像の赤枠部分が作成に失敗したストレージアカウントです。

原因

弊社で調査した結果、CMGの仕様である「Azure上に構成するサービス名(CMGデプロイ名、ストレージアカウント名など)はグローバルで一意である必要がある」が原因でした。

この証明書にはAzureのサービスを識別するためにグローバルに一意の名前が必要です。 証明書を要求する前に必要なAzureデプロイ名が一意であることを確認します。

つまり、同じサービス名を使うことはできません。

解消方法

仕様に従いCMGデプロイ名をユニークなものに変更することで解消します。

CMGデプロイ名の確認方法

CMGデプロイ名が他で使われていないか確認します。

「仮想マシンスケールセット作成画面」または「ストレージアカウント作成画面」でCMGデプロイ名(もしくはストレージアカウント名)を入力し、エラーが出ないか確認しましょう。

以下の例はストレージアカウント作成画面です。

正常な状態

▼入力したストレージアカウント名が一意の場合は何も表示されません。
正常時

エラー発生時

▼既に使用されている名前の場合は「ストレージアカウント名○○は既に使用されています。」とエラーが表示されます。

エラー時

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