AWSでLAMP Stackを構築する場合、EC2のAMIは「LAMP Certified by Bitnami」を使うことが多いと思います。

Bitnamiの環境はちょっとクセがあります。その中からハマりやすい3点をご紹介します。

LAMP Certified by Bitnami

▼このAMIのことです。

php.iniの場所

いつもの場所にはありません。

▼ここです。

/opt/bitnami/php/etc/php.ini

Apache2やMySQLの場所

▼全部ここの配下にあります。

/opt/bitnami

【超重要】PHPはモジュールではなくFastCGI

php.iniを変更したら Apache2 を再起動しますよね。

PHPがモジュールならそれでいいのですが、このAMIのPHPはFastCGI(FPM)なのでNGです。

▼あらかじめ用意されているBitnamiのシェルを実行しましょう。

sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart

▼httpd(apache)、php-fpm、MySQLが再起動されます。

個別に再起動したい場合

末尾に再起動したいものを指定すればOKです。

• apache
• php-fpm
• mysql

▼Apache再起動の場合

sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache

最後に

知ってみれば単純な内容なのですが、忘れると確実に迷います。

特にFastCGIの件は小一時間悩むことになるので注意しましょう。