[MECM(SCCM)]誤ったアプリケーションの展開を停止する方法

MCM(MECM)
[MECM(SCCM)]誤って展開されるアプリケーションを停止する方法

デバイスコレクションを流用してしまったことで、意図しないデバイスに対してアプリケーションが展開されてしまうケースをご紹介します。

そんな時、どのようにして展開を停止すればよいのでしょう。

こんな時に起こるかも

アプリケーションの展開が終わっているデバイスコレクションの中身を変更したことで、新たに追加されたデバイスに対して展開されてしまうことがあります。

例えば、テスト用のデバイスコレクションの中身を入れ替えて、本番用に流用した場合に発生します。

アプリケーションの展開を止める方法

アプリケーションの展開を停止させるには、MECMコンソールからアプリケーション展開の設定を削除か、無効にする必要があります。

展開を削除すると履歴が残らないため、基本的には展開設定を「無効」にすることをおすすめします。

MECMバージョン2103からアプリケーション展開を「無効」にすることが可能です。当環境はMECMバージョン2002のため、「削除」しています。

①MECMコンソールを開きます。

②ソフトウェアライブラリ>概要>アプリケーション管理>アプリケーションへ移動します。

③展開されてしまうアプリケーションを選択し、アプリケーション一覧の下の部分に表示される「展開」タブをクリックします。
展開設定の削除1

④選択したアプリケーションが展開されているコレクション名が表示されます。
展開設定の削除2

⑤右クリックして該当するコレクションを削除します。
展開設定の削除3

⑥このような警告が出ますが、そのまま「OK」をクリックすれば削除完了です。
展開設定の削除4

デバイスコレクションは流用しないようにしましょう

デバイスコレクションは流用せず、テスト用環境と本番用環境は異なるデバイスコレクションに設定しましょう。

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