気分が落ち着かない。イライラする。生きている限り避けられない問題ですよね。

暗い気持じゃ仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。

そんな時に手軽かつ効果的にリラックスできる方法をお伝えします！

腹式呼吸とは

人は日常生活において、胸を上下させて行う「胸式呼吸」で呼吸しています。対してお腹を上下させる呼吸のことを「腹式呼吸」と言います。

今回はこのスイッチを意識的に切り替えるコツを伝授します。

呼吸の重要性

人間というものは気持ちが急くとどうしても呼吸が浅く早くなりがちです。

しかし、呼吸を意識的に行うことで深くゆっくりとした呼吸に整える作用があります。ドキドキしている時や運動後に深呼吸をするのはこのためです。

なぜ腹式呼吸なのか?

腹式呼吸というと役者や歌手などが大きな声を出すためのものという認識が強いと思います。

じゃあ普通の人には必要がない？

いえいえ声が大きくなるだけでなく、腹式呼吸を行うことで副交感神経が刺激されてリラックス状態になるという効果もあるんです!

副交感神経系（ふくこうかんしんけいけい、英語: Parasympathetic nervous system, PNS、ラテン語: Pars parasympathica divisionis）は、自律神経系の一部を構成する神経系であり、コリン作動性である。交感神経系と対称的な存在であり、心身を鎮静状態に導く。
副交感神経系 – Wikipedia

Let’s チャレンジ！

さぁ、腹式呼吸の持つ力はおわかりいただけたと思います。

実際にやってみましょう!

腹式呼吸の感覚をつかもう

さて腹式呼吸の練習中に多い意見として、

どう動かせばいいかわからない

というものがあります。でも大丈夫!

実は生活の中で無意識に腹式呼吸になっている瞬間があります。それは・・・

睡眠時!

人は眠っている時、呼吸が自然と胸式呼吸から腹式呼吸に自然と切り替わっているんです。なので平らな床に仰向けになり、お腹の上に両手を置いて体の力を抜いて自然に呼吸をしてみましょう。体の力を抜く時のポイントは「床と体が溶け合い、1つになるイメージ」。体を床に預けてゆったり目を閉じましょう。

・・・そのまま眠っちゃダメですからね!?

立ってやってみよう

お腹の動きが分かれば後は簡単!立ち上がって呼吸をしてみましょう。この時、壁を背にして両手をお腹の上に置くのを忘れずに。

そして横になっていた時の感覚を思い出しながら、お腹を上下させましょう。慣れてきたら壁から離れて同じことを繰り返します。

最後に手を使わなくてもできるようになれば・・・腹式呼吸無事習得です！おめでとうございます!

実践！

腹式呼吸をマスターしたら効果的に使っていきましょう!

体の力を抜いて椅子に深く腰掛けたら、目を閉じます。後は腹式呼吸を2-3分程度行ってみましょう。

注意点としては余計なことを考えないこと。呼吸中はお腹の動きに意識するようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか？他に道具も必要ないのでぜひ試してみてくださいね!

実は腹式呼吸をマスターすると活舌の改善にもつながるのですが・・・それはまたの機会に。