[修正済]スタートメニュー、タスクバーからアプリのショートカットが削除される[SI MO497128]
2023年1月13日(現地時間)、スタートメニューやデスクトップのショートカットやタスクバー上のアプリのアイコンが突然削除される不具合がMicrosoftに報告されました。
現在は修正されており、セキュリティインテリジェンス更新ビルド1.381.2164.0へアップデートすることでこの不具合を回避可能です。
情報ソース
対象OS
- Windows 11 22H2
- Windows 11 21H2
- Windows 10 22H2
- Windows 10 21H2
- Windows 10 21H1
- Windows 10 20H2
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
症状
「Microsoft Defender用のセキュリティ インテリジェンス更新ビルド 1.381.2140.0」をインストール後、タスク バーにピン留めされたアプリケーションアイコン、[スタート] メニューおよびデスクトップ上のショートカットが削除される場合があります。
また、削除されたショートカットファイルに依存した実行可能 (.exe) ファイルを実行しようとすると、エラーが発生する場合があります。
この不具合は2023年1月13日(現地時間)にユーザーからMicrosoftに報告され、2023年1月14日(現地時間)に不具合修正の展開が完了しました。
📝 [Release Notes Published] The following release notes coincide with Cumulative Updates for Tuesday, July 13th, 2021.
— Windows Update (@WindowsUpdate) November 9th, 2021.
「OfficeマクロからのWin32 API呼び出しをブロックする」ルールを有効にしていない場合、またはセキュリティインテリジェンス更新ビルド1.381.2134.0、1.381.2140.0、1.381.2152、および 1.381.2163.0 に更新していない場合はこの不具合の影響を受けません。
回避策
アップデートを適用する
この問題は既にMicrosoftによって修正されており、セキュリティインテリジェンス更新ビルド1.381.2164.0以降のインストールで解消されます。
▼こちらのページからダウンロードが可能です。
消去されたショートカットを回復させる方法
手動で回復する場合(※一部のアプリのみ)
Windows 10
1.「スタート」>「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」へ移動します。
2.消去されたアイコン、ショートカットのアプリを選択し、アプリの名前の下にある[リンクの変更]を選択します。
アプリによっては表示されない場合があります。
3.ポップアップが表示されます。「はい」を選択します。
4.新しいページに移動します。これで修復を選択することができるようになります。
Windows 11
1.設定>アプリ>アプリと機能へ移動します。
2.消去されたアイコン、ショートカットのアプリの右横の「:」をクリックします。
3.[変更] または [詳細オプション] を選択します。
※画像では「変更」です。
アプリによっては表示されない場合があります。
4.ポップアップが表示されます。「はい」を選択します。
5.新しいページに移動します。これで修復を選択することができるようになります。
Powershellスクリプトで回復する場合
Microsoftは、削除されたショートカット、アプリアイコンを回復するPowershellスクリプトを提供しています。
▼削除されたショートカット、アプリアイコンを回復するPowershellスクリプトはこちら
▼Microsoft Intuneを使用してスクリプトを展開する方法はこちら
このスクリプトは管理者で実行、またはシステムの昇格モードで実行する必要があります。
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