Microsoftが定例外更新を緊急リリース‼SSL/TLS接続のハンドシェイクエラーを修正
2022年10月17日(現地時間)、MicrosoftはSSL/TLS接続のハンドシェイクエラーを修正する更新プログラムを定例外でリリースしました。
この不具合の影響を受けると、アプリケーションがサーバーの接続に失敗し、「SEC_E_ILLEGAL_MESSAGE」エラーが表示される場合があります。
(2022/10/26更新)Windows 11 22H2でこの不具合が修正
(2022/10/19更新)Windows Server 2016、Windows 10 2015 LTSBの定例外アップデートがリリース
情報ソース
対象OS
クライアント
- Windows 11 22H2/21H2
- Windows 10 21H2/21H1/20H2
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
- Windows 8.1
- Windows 7 SP1
サーバー
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2 SP1
不具合の症状
一部のタイプのSSL(Secure Sockets Layer)接続、もしくはTLS(Transport Layer Security)接続でハンドシェイクエラーが発生する可能性があります。
この不具合の影響を受けた場合、アプリケーションでサーバーへの接続に失敗すると「SEC_E_ILLEGAL_MESSAGE」エラーを受け取る場合があります。
定例外更新
これらの更新プログラムはMicrosoft Updateカタログからのみ入手可能です。
一部OSを除き、最新の累積更新プログラムを事前にインストールする必要はありません。
WindowsUpdateやWSUSからは入手できません。(※Windows 11 22H2を除く)
Windows 11 22H2
・KB5018496
Windows 11 21H2
・KB5020387
▼ダウンロード
Windows 10 21H2/21H1
・KB5020435
▼ダウンロード
Windows Server 2022
・KB5020436
▼ダウンロード
Windows Server 2019/Windows 10 Enterprise LTSC 2019
・KB5020438
▼ダウンロード
Windows Server 2016/Windows 10 2016 LTS/
・KB5020439
▼ダウンロード
Windows 10 2015 LTSB
・KB5020440
▼ダウンロード
Windows Server 2012 R2/Windows 8.1
※事前に10月の累積更新プログラムのインストールが必要です。
・KB5020447
▼ダウンロード
Windows Server 2012
※事前に10月の累積更新プログラムのインストールが必要です。
・KB5020449
▼ダウンロード
Windows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1
※事前に以下の更新プログラムのインストールが必要です。
・KB5020448
▼ダウンロード
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