[Windows]2020年5月からオプション累積更新プログラム(C、D)のリリースが一時停止
2020年3月25日にMicrosoftから「5月よりWindowsのオプション累積更新プログラムのリリースを一時停止する」というアナウンスがありました。5月からは、いわゆる「C」リリースや「D」リリースがしばらく無くなります。
オプションによる事前検証ができませんので、より慎重な更新プログラム適用が求められることになりそうです。
Microsoftのアナウンス
Starting in May 2020, we are pausing all optional non-security releases (C and D updates) for all supported versions of Windows client and server products to prioritize security and keep customers protected and productive. More information here: https://t.co/G5NcWtIiEQ.
— Windows Update (@WindowsUpdate) March 24, 2020
今後のWindowsオプションのCおよびDリリースのタイミング
私たちは公衆衛生状況を評価しており、これがお客様に影響を与えていることを理解しています。これらの課題に対応するため、セキュリティ更新に重点的に取り組んでいます。
2020年5月から、サポートされているすべてのバージョンのWindowsクライアントおよびサーバー製品(Windows 10バージョン1909以降、Windows Server 2008 SP2)のオプションの非セキュリティリリース(CおよびD更新)をすべて一時停止します。
毎月のセキュリティ更新(Bリリース-火曜日の更新)に変更はありません。これらは計画どおり継続され、ビジネス継続性が確保され、お客様の保護と生産性が維持されます。
最後に
オプションですので一般のユーザーにはほとんど影響は無いと思います。
しかし企業のシステム部門にとっては影響は小さくありません。「C」「D」リリースで事前検証できなくなりますので、「B」リリースの適用には今まで以上の慎重さが求められます。
更新プログラムの適用を正確にコントロールするためにも、「MECM」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?