Windows 11 21H2向け累積更新プログラム「KB5013943」不具合情報まとめ

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Windows 11 21H2向け累積更新プログラム「KB5013943」不具合情報まとめ

累積更新プログラムには不具合修正や追加機能など適用される機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。

この記事では2022年5月10日(現地時間)にリリースされたWindows 11バージョン21H2向け累積更新プログラム「KB5013943」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。

(2022/05/16更新)Sophos社のウィルスソフトをインストールしているとブルースクリーン(APC_INDEX_MISMATCH)が発生する不具合
(2022/05/12更新)DCに5月の累積更新プログラムをAD認証が失敗する不具合

情報ソース

Windows 11 21H2向け累積更新プログラム「KB5013943」の主な更新内容

ユーザー報告されている不具合・脆弱性

Sophos社のウィルスソフトをインストールしているとブルースクリーン(APC_INDEX_MISMATCH)が発生する不具合

既知の不具合

エラー

DCに5月の累積更新プログラムをインストールするとAD認証が失敗する不具合

一部アプリが予期せず終了する不具合

特定のGPUを使用するWindowsデバイスでアプリが予期せず終了したり、Direct3D 9を使用する一部のアプリに影響を与える断続的な不具合が確認されています。

また、Windowsログ/アプリケーションのイベントログでエラーが発生する場合があります。(モジュール:d3d9on12.dll、例外コード:0xc0000094)

回避策1

KB5014019以降の更新プログラムで修正されています。

回避策2

この不具合は 既知の問題のロールバック (KIR)を行うと解消されます。

※コンシューマーデバイスおよび管理されていないビジネスデバイスに自動的に伝播されるまで、最大24時間かかります。PCを再起動すると、デバイスにすばやく適用できることがあります。

・【企業で管理しているPCの場合】
特別なグループポリシーをインストールして構成すると不具合を解決できます。

▼特別なグループポリシーは「既知の不具合」の回避策を参照してください。

▼グループポリシーの構成方法はこちらを参照してください。

一部の.NET Framework 3.5に基づくアプリが開けなくなる、問題が発生する不具合

2022年1月11日以降の更新プログラムでバックアップと復元(Windows 7)で作成されたリカバリディスクが起動できない不具合

2022年1月11日以降にリリースされた更新プログラムのインストール後、コントロールパネルのバックアップと復元(Windows 7)アプリを使用して作成されたリカバリディスク(CDまたはDVD)が起動できない可能性があります。

2022年1月11日より前にリリースされた更新プログラムをインストールしたデバイス、サードパーティのバックアップアプリ・リカバリアプリはこの影響を受けません。

回避策

KB5014019以降の更新プログラムで修正されています。

5月の累積更新プログラム一覧

Windows 11バージョン21H2不具合一覧

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