Windows 11 21H2向け累積更新プログラム「KB5011493」不具合情報まとめ
累積更新プログラムには不具合修正や追加機能など適用される機能が含まれており、その分不具合も多く発生します。そのため、適用する前に一度不具合情報を確認することをおすすめします。
この記事では2022年3月8日(現地時間)にリリースされたWindows 11バージョン21H2向け累積更新プログラム「KB5011493」の不具合・脆弱性情報とそれを回避する方法をまとめています。
(2022/3/28更新)2022年1月11日以降の更新プログラムでバックアップと復元(Windows 7)で作成されたリカバリディスクが起動できない不具合
(2022/3/28更新)バックアップと復元(Windows 7)を使用して作成されたリカバリディスクが起動できない不具合
(2022/3/17更新)エクスプローラー、タスクバーがフリーズする不具合
情報ソース
Windows 11 21H2向け累積更新プログラム「KB5011493」の主な更新内容
ユーザー報告されている不具合・脆弱性
エクスプローラー、タスクバーがフリーズする不具合
KB5011493インストール後、一部の環境でエクスプローラーやタスクバーがフリーズする不具合が確認されています。
マイクロソフト管理コンソールが開けない、KB5011493のアンインストールが不可能な場合もあるようです。
回避策1
KB5011493をアンインストールすると解消される場合があります。
回避策2
回避策1ができない場合、Microsoft Defenderを無効にすると解消される場合があります。
※Microsoft Defenderの無効化はセキュリティ上危険です。代わりに他のウイルス対策ソフトをインストールして対策をとりましょう。
【方法】
1.設定>プライバシーとセキュリティ>Windows セキュリティへ移動します。
2.「Windowsセキュリティを開く」をクリックします。
3.ウイルスと脅威の防止>ウイルスと脅威の防止の設定>設定の管理へ移動します。
4.「リアルタイム保護」、「改ざん防止」をオフに変更します。
既知の不具合
2022年1月11日以降の更新プログラムでバックアップと復元(Windows 7)で作成されたリカバリディスクが起動できない不具合
2022年1月11日以降にリリースされた更新プログラムのインストール後、コントロールパネルのバックアップと復元(Windows 7)アプリを使用して作成されたリカバリディスク(CDまたはDVD)が起動できない可能性があります。
2022年1月11日より前にリリースされた更新プログラムをインストールしたデバイス、サードパーティのバックアップアプリ・リカバリアプリはこの影響を受けません。
回避策
Microsoftはこの不具合を今後のアップデートで修正予定です。
3月の累積更新プログラム一覧
Windows 11バージョン21H2不具合一覧
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