[MECM/SCCM]RufusでUSBメモリのタスクシーケンスブートメディアを作ろう
SCCM でOS展開を行う時に必要となるのがタスクシーケンスブートメディアです。
公式ガイドにはタスクシーケンスブートメディアはDVDなどにコピーすると記載されていますが、今どきDVDは使わないですよね。光学ドライブがいらないUSBメモリの方が何かと楽です。
ただ、USBメモリにISOファイルをコピーするだけではブートメディアとして機能しません。どうすればよいのでしょう?
RufusでUSBブートメディアを作る
Rufus?
USBブートメディアを作るには何らかのツールが必要です。アーザスではフリーソフトの Rufus を使うことが多いです。
USBブートメディア作成に特化しているのでシンプルですし、exeだけで動くのでPC環境を汚しません。
Rufusはこう設定しよう
①USBデバイス
Rufus を起動すると、PCに挿されているUSBメモリが表示されます。
複数ある場合は間違えないようにしましょう。
②ISOファイル
SCCM で作成したタスクシーケンスメディア(ISOファイル)を選択します。
⑤ファイルシステム
FAT32(規定) を選択します。
③パーティション構成
GPT を選択します。
④ターゲットシステム
UEFI(SCM無効) を選択します。
⑥スタート
USBメモリにISOファイルを書き込みます。
ブートメディアはたくさん用意しよう
OS展開は複数台同時に行うことが普通です。
同時に行う数だけブートメディアが必要ですので、Rufus で作成を繰り返しましょう。
USBメモリの中身をコピーするだけではブートメディアにはなりませんのでご注意を。